太陽光発電投資は、高い利回りが特徴だ。太陽光発電の投資商品の1種で「土地付き太陽光発電」があるが、土地購入代とシステム購入・設置費用を含めても、利回りが10%を超える物件が珍しくない。
太陽光発電投資のメリットやデメリットについて
手軽な投資方法として、太陽光発電投資の名前を聞くと思います。
太陽光発電投資とはどんなものなのでしょうか?
今回はメリットやデメリットなども合わせてまとめてみました。
太陽光発電の利回りは、固定価格買取制度(FIT制度)で裏打ちされている。この制度は、太陽光発電を含めた再生可能エネルギーの普及拡大を目的に、2012年に設立された。固定価格買取制度で太陽光発電投資を行えば、20年間は同じ価格で電気を売ることができるのだ。
太陽光発電は、生産性を向上できる機械装置として節税制度の対象になる。ただし、売電の方法(全量売電、余剰売電)や発電所の容量によって、適用できる措置内容が異なる。税制度の概要はほぼ毎年変わるので、常に最新情報を確認しておこう。
太陽光を電気へ変換する太陽光パネルは、太陽光発電投資の要です。発電した電気を電力会社へ販売可能な状態に変換するパワーコンディショナーや、太陽光パネルを支える架台なども不可欠です。
売電を行う場合に必ず必要になる申請になります。設備認定とは法令で定める内容であるかを確認するものです。50kw未満の太陽光はシステムでの申請になります。
出典 産業用太陽光発電に必要な書類 ●●MA太陽光発電
平成26年3月に国が定める補助金は終わりましたが、地方自治体では太陽光発電の補助金がもらえる可能性があります。自治体ごとに内容は異なっていますので必ず調べてみてください。
出典 産業用太陽光発電に必要な書類 ●●MA太陽光発電
国の補助金は2014年度に打ち切られ、都道府県や市町村の補助金も多くの場合は終了しており、あったとしても予算や件数に限りがあり、先着順となるなど補助が受けられるかどうかわからないというのが現状です。太陽光発電を設置するのは大きな投資ですから、その助けになる補助金の期待が薄いというのは心許ないですね。
2019年には住宅用設備は24円/kWh(出力制御対応機器の設置義務なし)、10kW以上の産業用・事業用設備でも売電価格はさらに下がる見込みです。
住宅用の場合は発電した電気のうち自宅で使用した後の、余剰電力を10年間販売できるというもので、産業用のように全量を買い取ってもらうことができません。一方、産業用・事業用設備の場合、電力需要が減少し供給が上回ってしまうときには優先的に出力抑制を受けるというデメリットがあります。
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