価値を上げ高値で会社売却する方法とは?

会社売却を考える場合、どうすれば高く買い取ってもらえるでしょうか。
こちらではできるだけ高く会社売却をするための方法をまとめています。
チャンスを無駄にしないためにも、よろしければ参考にしてみてください。

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会社って売却できるの?

「売れる会社」の条件
1.安定した事業基盤
2.魅力的な顧客
3.信頼できる社長(オーナー)

「買収者が興味を持つ会社」とは、買収者が投資(M&A)をして十分な利益をあげられると考える会社や事業のことだ。

つまり、「売れる会社」とは「買収者が投資をして利益をあげられると考える会社」ということになる。

会社売却は可能ですが、会社の利益や売却のための準備内容によって金額は大きく変化します。
少しでも高く売るためにはまず上の3つの条件があるかどうか確認しましょう。

会社売却するメリット

長年経営してきた会社を売るのはなかなか決断しにくいこともありますが、売却することで得られるメリットは、企業基盤の強化、選択と集中、事業継承、創業者利益の実現、個人保証の解除

大金が入ることが、一番分かりやすいメリットではないでしょうか?中小企業でいえば、社長自身が100%保有しているケースが多いので、例えば300万円で30年前作った会社が、当期純利益で1億円出ているような会社になっていれば、ざっくり5億円程度で売れるかもしれません。

経営者にとってメリットがなければ会社売却を考えることはないでしょう。
特に長く経営してきた会社であるほど自分の代で売却をして良いものか悩んでしまうかもしれません。

しかしそのメリットが会社の存続にとって必要なことであれば、決断できるのではないでしょうか。
どのメリットがあると経営者や会社にとって良いかを判断して会社売却しましょう。

会社を売るデメリット

会社を売却した後、自分が一定期間、売却した事業領域に携われなくなります。これを競業避止義務と言います。感覚的には売却後2~3年が一般的ですが、5年で交渉してくる買い手もいます。また、携わり方も起業、役員、従業員、株主、顧問などどのレベルで携わってはいけないかも契約の交渉で決まります。

会社売却で経営権が移行してしまい、経営方針が大きく変更される可能性も多々あります。それによって経営方針が不本意な方向に向かってしまえば、会社売却を行った側の企業としてはストレスになり大きなデメリットです。

「自分が辞めて業績が伸びたり、社内の雰囲気が良くなったのを間近で見ていると、売却して良かった、うれしいと思う反面、複雑な気持ちになる。」

今まで培ってきた技術や知識、人脈を使った同業の仕事をすぐにできないことをつまらないと感じるかもしれませんが、デメリットよりメリットが上回る時には決断をしても後悔が少ないはずです。

会社を高く売却するポイント

売却する以上は、やはり高く売却したいものです。
どのようなポイントを押さえれば、会社を高く売却することができるのでしょうか。

■アドバイザーに依頼する

買い手企業を探す前に、アドバイザーとともに会社の内容を整理してブラッシュアップした方が、はるかにいい結果が期待できます。とくに業績が悪化している会社の場合は、こうした作業に時間をかけて念入りに行うことが、少しでも高く会社を売却することができます。

経営者が会社売却の専門家であれば別ですが、会社をできるだけ高く売りたいと思った時は専門家の力を借りて、適切な準備を整えましょう。
そうすることで売却価格をできるだけあげ、利益を獲得する役に立ちます。

■根拠を説明する

会社を売りたいと考えている経営者の方は、「こんなシナジーを期待することができます」「その根拠は○○○だからです」ときちんと説明することで、買い手企業の懸念を払拭し、よりスムーズな会社売却、より高い価格で会社を売却することが可能になるといえます。

■独自の強みをアピールする

強みを見つけましょう。強みというのは何も売り上げや技術だけではありません。企業としての地盤の強さや取引先の量と質なども買い手にとっては買収する理由となります。他にもその企業にしかない独自性があれば思わぬ強みとしてアピールが可能です。

同業種の中で独自の強みがあることは利益につながるため、大いにアピールしましょう。
もしかすると自分たちでは強みだと思っていない意外なところにある可能性があります。

■人材もともに売却する

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