オーバーホールとは定期的に時計を分解し、点検や修理を行うこと。その際、すべて分解するため隅々まで洗浄や清掃、防水などの処置を施します。いわゆる車の車検のようなものです。
オメガの時計のオーバーホールはブティックよりも修理店で!
オメガの時計にはオーバーホールが必要ということをご存知ですか?
ではオーバーホールって何のことで、お得にやってもらえるところはあるでしょうか?
そんな疑問の答えをまとめてみました。
メンテナンスと点検の違いですが、「点検」は悪いところが無いか見るという人間で言う健康診断の意味合いとなります。一方でメンテナンスの場合はシステムダウンが発生するリスクを下げる作業という意味合いなので、点検とは少し意味がことなります。
オーバーホールとメンテナンスは類義語であり、意味の似た言葉です。
ちなみに、悪い部分のみ直す修理とオーバーホールは全く違っています。
意味の取り違えに注意して、オメガを長く大切に使いましょう。
オーバーホールをするメリット
時計内部の消耗パーツを交換することで未然に大きな故障を防げる
内部の洗浄とオイル注油により、ムーブメントを新品に近い状態に戻せる
汚れの除去や研磨により外観を新品同様に仕上げられる
オメガは長く使い続けることができる高級時計ですが、使ったままで手入れがなければ壊れてしまうこともあります。
大切により長く使いたいオメガ時計ほど、オーバーホールを行いましょう。
オメガブティックへオーバーホールを依頼すると高額になると言われており、時計修理店を利用した方が安くオーバーホールできるでしょう。
店舗によって料金設定が違うため、納得できる修理店を選ぶと良いですが、安さだけを重視せずサービスの質も口コミなどで確かめることをおすすめします。
優良業者を選ぶポイント
■規模が大きく、1級技能士によって対応されること
■企業ページではなく、口コミを参考にすること
腕時計を分解して組み立てるには高い技術が必要です。そのため、オーバーホールを実施できるのは、腕時計を製作したメーカーの修理部門や1級時計修理技能士などの修理のプロフェッショナルがいる修理店に限られます。
大手の時計修理店であれば公式サイトを持っていることもあり、そこで実績を確認できれば分かりやすいでしょう。
資格取得者がいる店舗かどうかも店頭に掲示持しているはずなので確認してから依頼すると安心です。
正確な判断が出来る時計修理専門店においては、パーツ交換が必要な場合は必ず見積もり時に連絡されます。なので、オーバーホールを開始してからの追加での別途依頼を薦めてくる時計修理業者には注意が必要ですよ。
依頼先としておすすめしたいのは、高い技術力を誇る老舗の時計修理専門店です。また、生産を終了している古い時計であっても修理が可能な技術と実績を併せ持つ修理店であれば、より安心です。
もしオーバーホールの依頼中に追加依頼がすすめられたら、依頼せず他の修理店へ頼んだ方が良いかもしれません。
長く使えるオメガだからこそ、昔から持っていれば製品が製造終了する可能性はあります。
そのため古い時計であれば確かな技術力と実績のある老舗修理店を頼った方がよさそうです。
修理業者によってオーバーホール代は様々ですが、概ね正規コンプリートメンテンスの半額~7割ほどの価格が相場です。この価格は非常に魅力的といえます。
憧れのオメガを手にしても、オーバーホールの出費が痛いと感じる人もいるはずです。
そんな時は時計修理店へ依頼して、お得な料金でオーバーホールをしてもらいましょう。
正規の料金の最大半額程度まで下がるのであれば、オーバーホールの回数を増やすこともできそうです。
- 1
- 2