注文住宅は一から設計・施工を行うため、工事中に家の構造や耐震設備などをチェックすることができます。規格住宅、特に土地と建物をセットで購入する建売の場合は、すでに建てられた家を購入する場合が多いため、建物の中身や過程を確認することができません。
建売や規格住宅の場合、どうしても使用されている建材のグレードは
スタンダードなものになってきます。
これが悪いというわけではありませんが、例えば耐震強度であるとか、
気候を考慮して断熱素材にはこだわりたいといった場合には、やはり
注文住宅の方が自由が効きます。
建売住宅はすでに建てられているので基礎の部分についての変更ができません。
注文住宅すれば家を建てる前からかかわることができるので、自分で選んだ資材を使って家の内部までこだわることができます。
注文住宅の場合、予算を自由に調整できます。たとえば、リビングにお金をかけてその分寝室にかける予算を削るというように、不要な部分を削って必要な部分に充てることが可能です。
こだわりたいところにはお金をかけて、こだわる必要がないところはコストカットすることでメリハリのあるお金の使い方ができます。
そのため予算内で自分の希望する家を作ることができます。
家づくりに失敗しないためには、5つのポイントがあります。土地探し、業者選び、坪単価、費用内訳、住宅ローン、税金、補助金や助成金に関して予備知識を持っていると失敗や後悔を避けられる可能性が高まります。
人気のエリア、生活のしやすさ、工法に定評のある工務店など実際に足を運んで調べることで知ることがあります。
インターネットだけではなく実際に足を運んで情報を集めるようにしましょう。
ハウスメーカー選びをする上で基準となるのが、各社のプランを「相見積もり」をしておくことです。
相見積もりとは複数社の見積もりを比較することですが、これによって最も自分に適したプラン・設計図・見積もりを比較しながら検討できるのが最大のメリットです。
相見積もりをとることはかかる費用の比較をするのはもちろんですが、対応内容や施工内容といったものの比較にも有効です。
費用だけでなく、対応やサービス施工内容から総合的に判断するようにしましょう。
防災マップとは、自然災害時に予想される被害を地図上に表したものです。ハザードマップ、被害予想地図と呼ばれることもあります。自然災害が予想されているエリアを把握できるほか、どの程度の被害が生じるかわかるので、防災に役立てることができます。
防災マップを確認しておくと災害の危険があるエリア、災害が起きた際の被害の予想といったものが確認できます。
これによって住む地域の参考にしたり、耐震構造を考えたりすることに役立ちます。
内装仕上げや造園を施主自ら行えば、人件費を削減できて家に愛着も持てます。
そして実際、いろいろ自分でやってみると楽しいものです。
簡単なところだと、照明やカーテンを自分で探してとりつけたり、庭に何を植えるか自分で
決めて実際にやってみたり、意外とやれることは多いのです。
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