鉄筋コンクリート造住宅とは「鉄筋コンクリート造住宅」は略称として「RC造」とも呼ばれ、コンクリートと鉄筋を一体化させた構造部材により架構された住宅を言います。

引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮する力に強いコンクリートが組み合わさることでより高い強度の柱や梁が構築されます。鉄筋コンクリート造住宅は、一般的には建物強度が高く耐震性に優れていると考えられ、また材料の特性から火災にも強い特徴があります。

鉄筋の入ったコンクリートで造られた6面体が、外圧を1点に集中させず、建物全体に分散させてバランスよく受けとめているからです。

鉄骨造の場合、建築の際に構造計算が必須となるので、揺れに強い設計で建設されます。

鉄骨を剛接合し、地震に粘って耐える「ラーメン構造」と、比較的大きな荷重でも変形しないが、ある点を超えると強度が低くなる「ブレース（筋交い）構造」がある

他の工法に比べ非常に重いので地盤が重要。弱い地盤では地盤改良費が高額になる

鉄の弱点はサビと疲労破壊ですが、防錆材が優秀な点と、住宅の使用用途で疲労破壊を起こすことは考えられない為、経年劣化という観点からは鉄骨の方が優秀だと言えると思います。

頑丈で安心・長持ちする家に住みたい人や、大空間のLDKに住みたい方などにおすすめです。

錆びの問題がなくなれば100年は持つとされているため、長持ちしやすいのが大きなメリットです。

一般的には重量鉄骨の方が２～３割建築費が高いと言われています

木造:約18万円/平米、約59万円/坪
鉄骨造:約25万円/平米、約83万円/坪
コンクリート造:約18万円/平米、約61万円/坪

同じ40坪で家を建てるとすると、ざっくり1000万円近くの価格差ということですね(汗)

木造ならばサッシの位置が気に入らなければノコギリで切れますが、鉄骨の場合はグラインダーまたは酸素を使って開口を動かさなければ なりません。

なかには筋交い（ブレース）で強度が保たれていることがありますが、このブレースが泣きどころ。ブレースが邪魔をして、間取り変更が制限されてしまうことも。これが”軽量鉄骨は間取り変更が難しい”と言われる理由です。

築年数が古い軽量鉄骨造は、構造躯体の劣化が深刻で、それを補強するのに大きな費用がかかることも。軽量鉄骨のリフォーム費用が、建て替えとそれほど変わらなくなってしますケースもめずらしくありません。

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鉄骨でも木造でも
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