平屋の場合、1階しか無いために敷地や周辺環境の影響を受けやすいという特徴があります。
豪華な平屋を建てるためには?注意点や工夫についても見てみよう
住みやすい住宅を考えるなら、豪華な平屋を検討される方もいるでしょう。しかし、一般の2階建て住宅と違って、平屋住宅は注意点もあります。後で失敗したと思わないために、建築前に注意点を確認してみてください。
構造がシンプルなため設計の自由度が高い分、複雑な間取りにしてしまうと壁が多くなり、逆に風が通りにくくなってしまう
一般住宅は2階建てや3階建てが多く、高さがない平屋住宅だと周りの家の影響を受けやすくなるでしょう。
ある程度の土地の広さがあれば解消できますが、広さが限られているなら工夫が必要です。
平屋の建築費用は、延べ床面積や依頼する住宅会社、間取り、設備によって変わってきますが、2~3LDKの広さで1,000~2,000万円くらいが相場となっています。
平屋のほうが建築費用は高くなると一般的にいわれています。
その理由の1つが、二階建て住宅と同じ居住スペースを平屋で確保するためには、ある程度の広い敷地を確保しなくてはいけないからです。そして、敷地面積が広い分だけ住宅を覆う屋根にも費用がかかるようになります。
平屋の場合はコンビニのように全体を見渡せるシンプルな間取りであるほど壁が少なくなるので、その分の材料費や壁紙、ドアなどの建具といった費用を抑えることができます。
吹き抜けを介して家全体に一体感が生まれ、どこに居ても家族の声が聞こえてくる。そんな温かい雰囲気に包まれたLDKが今ではすっかりお気に入り。
広い空間に家族が集まるかたちになるので、家族との距離が縮まります。
HOPの高級注文住宅事例のように、外観を大窓で囲えば、緑や日の光が差し込む温かい家になることでしょう。
色味を統一することで優しく暖かい雰囲気の平屋が完成しました。リビングには大きな窓があるので陽当たりがよく、明るく暮らせます。
平屋はどこに居ても家族のぬくもりに触れることができるため、温かい家庭を築きたい方におすすめです。
デメリットである平屋の日当たりの悪さも、大きな窓を取り入れることで解消できます。
夫婦+子ども2人の標準的な4人家族でも十分に暮らせる3LDK。子ども部屋もしっかり別々に2部屋完備し、リビングの奥の畳スペースは、洗濯物を畳んだりする家事スペースとしても、お父さんのごろ寝スペースとしても、子どもたちの遊び場としてもフレキシブルに活用できます。
洗濯については、洗濯から乾燥、アイロンがけや洗濯物畳みまで、洗面室で済ませられるようにしました。「前はとにかく洗面室が狭くて使い勝手が悪かったので、今回はスペースを広く取り、家事室としての役割も持たせました」。
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