交通事故の賠償金について

交通事故にあった場合、また交通事故を起こした場合、交通事故の知識を全く持っていないと大きな賠償金を負うことになりますし、逆に少ない賠償金しかもらえず満足できない結果になることもあります。
交通事故の賠償金は時に裁判ともなれば億を超える倍賞命令が出ることもありますので、知識を持って運転することが必要です。

FC2USER008811KBP さん

6 PV

事故が起きた際のやるべきこと

交通事故が起きた時にはまず人命優先、救助を優先させます。
けが人がいる場合には素早く緊急車両の手配なども必要となります。

■119番通報(怪我人がいる場合)

けが人の救護は交通事故の時の義務です。
まずはけが人を動かせるようなら安全な場所に移動させ、救急車を呼ぶことが先決です。

■警察と保険会社に連絡

道路交通法では、交通事故が起きたら警察に連絡することが運転者に義務付けられています。自損事故や軽い物損事故の場合でも、車をぶつけたら必ず110番に連絡をしましょう。

また、これは落ち着いてからでも大丈夫ですが、自分が加入している保険会社にも連絡しましょう。事故後の対応についてわからないことがあれば、保険会社の担当者に尋ねればアドバイスをもらうことができます。

交通事故が起きた時には必ず警察に届出を行います。
自損事故の場合連絡しない方もいますが、こうした場合でも警察への連絡は必須です。
その後、保険会社に連絡しどのように対応すればいいか確認しましょう。

■事故状況の確認

現場では「どういう事故だったのか」、「どちらが悪かったのか」、「何が原因だったのか」ということを確認しておき、警察が来たら事故状況を話してください。
携帯電話やスマートフォンの録音機能を使うと便利です。

交通事故を目撃している人がいれば、連絡先などを確認し万が一、裁判などになり証言が必要となった時、協力してくれるように頼んでおきましょう。

そもそも賠償金とは

賠償金といってもピンとこない人も多いと思いますが、交通事故における賠償金は時に奥を超えることもあり、しっかり理解しておかないと将来に大きな問題を残すことになります。

物的損害(物損)とは、車が壊れたなどの「物」についての損害です。動物は法律上「物」と考えられているのでペットが死傷した損害も「物的損害」です。

損害賠償は人に対するもの以外、事故によって破損したものに関しても賠償が生まれます。

■車以外の賠償金

車以外にも事故の被害者についてパソコンや時計、眼鏡など携行品があれば賠償対処うとなります。

■ペットは物的損害扱い

飼い主としてはペットを家族同然の存在と考えていても、残念ながら法律では「物」として扱われます。そのため、ペットが交通事故の被害にあった場合は、物損事故として扱われます。

飼い主としてはペットがモノ扱いされるなんて・・・と感じますが、ペットは法律上モノとなるため賠償に関しても物的賠償に入ります。

その他の賠償金

賠償金は人、モノに対してだけではないということも理解が必要です。
事故にあったこと、怪我を負ったことによる精神的な苦痛や、事故によって休業せざるを得ない場合の補償などもあるので、多額になる可能性があるのです。

■精神的苦痛

  • 1
  • 2