建物面積(各階の合計床面積)を30坪(≒100平米)程度だとした場合、平均的な所要時間は2時間程度です。
住宅診断はしっかり会社比較をした上で決めよう!
中古住宅を購入するときに欠かせないのが、住宅診断です。しかし、一般の方は何度も利用するサービスではないため、どの業者を選んでよいのかわかりにくいと思います。そこで、住宅診断会社の比較方法をまとめてみました。信頼できる業者の見つけ方をチェックしてみましょう。
床下や屋根裏へ進入調査をする場合の所要時間は、より長いものとなります。床下と屋根裏内部の状況にもよりますが、この両方のスペースを調査するのに要する時間は1時間程度です。よって、全体の所要時間としては3時間を少し超えてくることが多いです。
日本ホームインスペクターズ協会によると、目視で屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を調べる「住宅診断」には平均で2~3時間かかる(建物面積が100m2程度の場合)。さらに詳細診断を行う場合、診断士2人が3時間かけて行うことも。
料金はホームインスペクターやその所属する会社によって異なるが、目視による住宅診断の場合、5~6万円前後が一般的だ。機材を使用して耐震診断を含む詳細診断をする場合、10万円以上になることも。
「二次診断」とは「一次診断」の内容に加え、床下や屋根裏へ実際に入り込む調査や梯子(はしご)をかけて屋根までチェックしたり、さらに専門的な検査機材など使用し調査されます。
費用は思ったより高額だと感じた方もいれば、安いと考える方もいるでしょう。
住宅診断に多少の費用はかかりますが、家の状態が把握しやすく、正しい中古住宅の購入金額で手に入れられるともいえるのです。
「ホームインスペクション(住宅診断)を行った結果、購入を取りやめた」というケースは、実はあまり多くありません。
ホームインスペクションは「欠陥探し」「あら探し」のために行うものではなく、その住宅を長く大切に使うための判断材料を提供しているというスタンスです。
「ホームインスペクションを利用した理由」をフリーコメントから傾向抽出したところ、「プロの目・第三者の目で確認してほしかった」43.0%、「安心・安全のため」15.9%、「家の状況を正確に把握したかったから」8.4%がトップ3で、「震災の影響を確認するため」6.5%より多くなっている。
一般の人だと家を見ただけでは正しく判断しづらいため、第三者に診断してもらい安心感を得たいと考えているケースが多いようです。
安全で長く住み続ける家を手に入れたいなら、住宅診断の利用を考慮してみましょう。
依頼したところ、さまざまな機器を使って詳細に調べてくれました。そして検査の結果、「問題なし!」と太鼓判を押してくれましたね!家の購入は人生で重要な決断に迫られます。そんな時に、このさくら事務所のような住宅診断サービスはとても助かります。
専門家にチェックしてもらうことで、自分が買おうとしている家がきちんと建てられていることがわかり、安心できたことです。今後長く住む家なので、欠陥住宅だったらどうしようという不安がなくなったことは、心配性の私にとってとても大きなことでした。
自分達が気になっていた点は勿論、その他気付かなかった点も沢山指摘していただき、その時の売主の反応も自分達が訴えた時とは全く違いました。本当に心強かったです。
杭工事データの改ざんから傾いたマンションが問題になっているので、弊社にも「ホームインスペクションをしておけば、あの事件は防ぐことができたのでしょうか?」という問い合わせが多く寄せられていますが、答えは残念ながら「できません!」です。
地盤の専門業者による特殊な機器を使った追加調査や多額の費用がかかる調査は想定していません。仮にそれを求めるならば、相当額の費用が必要になりますし時間と手間もかかるでしょう。
地盤調査とは、その地盤の上に建物を建設できるかどうかを判断するために、地盤の強度を測定することです。調査は、地面の一部にロッド(鉄の棒)を打ち込んだり、ねじりながら掘り進めたりして行われ、その時に必要とした力をもとに地中の構造を把握します。
不具合・欠陥や劣化を最小限の範囲で修繕する際に、目安となる工事費用や相場をお伝えいたします。将来の資金計画を立てる際にお役立てください。
- 1
- 2