無線機の使用用途は?個人の場合は知らずに違法無線機を使っている場合もあるので注意!

無線機はさまざまなシーンで活躍してくれるアイテムです。
無線機レンタル会社などもありますが、個人で使っている場合は違法無線機を使っている可能性があると知っていますか?
今回は無線機の色々なことについてまとめてみました。

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無線機はどんな時に使う?

こちらでは、どんな時に無線機が使われるのかを見ていきましょう。

一般の方を対象としたイベントでは、会場から駐車場までスタッフがあちこちに散らばります。
屋内と屋外で電波のやりとりをする必要があるため、出力(パワー)が大きい無線機を選ぶだけでなく、基地局を設置して電波をより遠くまで届けるのがポイントです。

学会や展示会

重役が集まる国際会議など1つのミスも許されないコンベンション系では、基地局の設置に加え、携帯電話の電波を使うIP無線を活用することが多いです。
現場統括として、わたしたち無線機(トランシーバー)のプロがテクニカルスタッフとして現場常駐することにより、安心して臨むことができます。

スポーツ大会

活動エリアが広範囲にわたるスポーツ大会では、高出力の無線機に加えて複数の基地局やIP無線を配置するのが基本となります。
特に、携帯電波が使えないエリアにスタッフを派遣する場合は、通信品質を確保するため企画の段階からわたしたち専門スタッフが入ることも少なくありません。

このように大勢が集まるシーンで無線機は活躍をしてくれます。

多くの企業から愛用されている無線機メーカー

こちらでは、多くの企業から愛用されている無線機メーカーについて見ていきましょう。

音響メーカーである日本ビクターとケンウッドが統合した企業で、無線機の部門においては世界シェアNo.2と米モトローラに次ぐメーカーでもあります。

世界でも5本の指に入る無線機メーカーのアイコム。「常に最高の技術集団であること」をモットーとして無線機を製作しています。前身の井上電機製作所は1954年に京都でアマチュア無線作りからスタートした企業。1978年にアイコムへと社名変更し、多くの無線機を開発してきました。

無線機メーカー大手のアイコムや八重洲無線と肩を並べるアルインコ。建設資材や仮設足場、DIY、フィットネス用品など、幅広い製品を取り扱っていることでも知られています。無線機ではリーズナブルで高性能な製品を提供することでシェアを拡大。

このように、無線機メーカーは数多くあります。
それぞれで若干特徴が異なるので、色々と比較してみるといいでしょう。

違法無線機を知らずに使っている場合も?

店頭販売されているからと言って、無線機は安心して使えるものではありません。
気づかない間に違法無線機を使っていることもあるのです。

ベビーモニター

FRS/GMRS無線機に次いで最近出回っているのは外国製のベビーモニターです。ベビーモニターとは赤ちゃんの泣き声や映像を無線で送信し別の部屋で見守ることができるカメラ付きワイヤレスマイクとモニターのセットです。日本の電波法に準拠したベビーモニターも存在するのですが、業者が電波法に触れる事を認識しないまま外国製の安価な商品を多量に持ち込んだものが広く出回っています。

ドッグマーカー

ドッグマーカーとは狩猟時に猟犬の首にセットし、はぐれてしまった際に居場所を特定するための装置(ビーコン)です。こちらも外国製の輸入品も有れば、日本製であっても技適を取得しないまま売られる違法製品も有ります。

違法なものを使うとどうなる?

FRSトランシーバーは価格が安く(980円~5000円)、遠距離通信も可能なため、繁華街の客引きでなくても一般の方が違法と知らずに使っている事も多いのです。罰せられた場合、1年以下の懲役刑又は100万円以下の罰金刑に処せられます。

違法無線機の怖いところは、普通に店頭販売されていることです。
例え知らなかったとしても使っているだけで罰せられてしまうので気をつけましょう。

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