東京でパーキンソン病のリハビリを受ける際にオススメの施設をご紹介

パーキンソン病になると、脳の異常から体の動作に異変が起きます。
そのため、専門的なリハビリを続けることが大切です。
東京都内でパーキンソン病のリハビリを受けるなら、どの施設が理想的なのでしょうか。
パーキンソン病の基礎知識と合わせて、特集しました。

FC2USER577663JIL さん

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パーキンソン病について知っておきたいこと

パーキンソン病は、たびたびテレビの特集などでも紹介されています。
そのため、名前を聞いたことがあるという人も多いかもしれません。
具体的には、どのような病気なのでしょうか。
基礎知識について、押さえていきましょう。

パーキンソン病は、脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気です。
現在、日本には約15万人の患者さんがいるといわれています。高齢者に多くみられる病気ですが、若い人でも発症することがあります。

私たちが体を動かそうとすると、脳の「大脳皮質」から全身の筋肉に、運動の指令が伝わります。
このとき、私たちの意図どおりに体が動くように、運動の調節を指令しているのが神経伝達物質の「ドパミン」です。
ドパミンは、脳の奥の「黒質」にある「ドパミン神経」でつくられています。

パーキンソン病になると、このドパミン神経が減少し、ドパミンが十分につくられなくなります。
その結果、運動の調節がうまくいかなくなり、体の動きに障害があらわれるのです。

■具体的な症状について

パーキンソン病には、主に2種類の症状が出るといわれています。
運動症状と、非運動症状です。
目に見えるものと見えないものがあるので、症状を見極める上では、それぞれの特徴を理解して注視しておく必要があります。

特徴的な4つの運動症状

振戦(手足の震え)
動作緩慢(動作の鈍さ)
筋固縮(筋肉の固さ)
歩行障害、姿勢反射障害(小刻みで足をすった歩き方、転倒しやすさ)

・自律神経症状
外部からの刺激に対して無意識に体の機能をコントロールする役割を担うのが自律神経ですが、パーキンソン病を患うと、この自律神経が乱れ、「便秘」「排尿障害」「発汗異常」などを引き起こします。

・精神症状
病気に対するショックやパーキンソン病そのものの症状により、うつ病を発症したり、幻覚や妄想が現れたりすることがあります。これらの精神症状は、治療薬の副作用として見られる場合もあるので、治療のために薬を服用する際は、医師によく相談しましょう。

・睡眠障害
パーキンソン病が進行すると、心身に安らぎを与え精神の安定をもたらす「セロトニン」などの神経伝達物質の分泌にも影響が及び、不眠症になることがあります。深く眠っている時間が減ったり、眠りの最中に異常行動が現れたりしていないかどうか、注意深く観察してください。

・認知機能障害
外からの刺激に鈍くなったり、判断力や記憶力が低下したりします。場合によっては、認知症とよく似た状態になることがあります

治療法別でみる、施設選びのポイント

リハビリに力を入れる老人ホームでは日常動作訓練のための階段や訓練用テーブル、歩行訓練のための平行棒、マッサージ治療やベッド上の動作訓練のためのマットプラットホーム(広めの訓練台)、患部治療のための赤外線治療器などさまざまな器具を設置しています。

リハビリ指導員は、理学療法士はもちろん作業療法士、言語聴覚士、看護師、准看護師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師の有資格者であれば誰でも従事できます。もし専門的で効果的なリハビリを望むのであれば、体の動きを主に訓練する理学療法士常駐の老人ホームを選ぶとよいでしょう。

パーキンソン病は特定疾患(難病)に指定されていますが、命に関わる病気でも、一生治らない病気でもありません。当院では患者さん個人のテーラーメードの治療法をしっかり説明し、不安や心配を軽減してもらえるよう、心のケアにも配慮します。投薬とリハビリをきちんと続けていけば、患者さんの多くが改善します。幸いにも当院には、200平方メートルに近いリハビリ施設(写真上)があります。

パーキンソン病のリハビリに適した施設には、病院のほか、老人ホームや介護施設という選択肢もあります。
いずれにおいてもポイントになるのが、広々とした空間と、資格を有する指導員の充実、そして運動リハビリと並行して心のケアもおこなってくれるかどうかでしょう。
各施設の紹介を見比べながら、これらに着目して、自分に合ったところを探すと良いでしょう。

東京近郊のおすすめリハビリ施設

都市的な印象で知られる東京ですが、心のケアに適したリラックスできる介護施設も、多く存在しています。
以下は、中でもおすすめの都内リハビリ施設です。
通いやすく、そして魅力となるポイントが複数伴うところを見つけてください。

■表参道セラサイズ・スタジオ

数あるパーキンソン病のリハビリ施設の中でも、唯一薬を止めるリハビリ治療を提案しているのが、表参道にあるセラサイズ 。脳から鍛える『最新運動理論』を元に、3,400種以上もの独自のストレッチによるニューロ・リハビリ治療を展開、パーキンソン病を改善させた実績も多数あります。

〒107-0062
東京都港区南青山5丁目4-51 シャトー青山第一 302号
東京メトロ・表参道駅 A5・B3出口から徒歩2分

営業日、営業時間のご案内
営業日: 火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日
営業時間: 10時から18時(火曜日のみ11時より営業)
定休日: 月曜日・平日が祝祭日の場合休業

03-6805-0943

ストロークラボ のセラピーではイギリス式の「姿勢」✕「脳・脊髄」のセラピーを追求します。
楽に手足を動かすためには「姿勢」の安定が重要です。姿勢が安定しない状態で、歩く練習や手を伸ばす練習の繰り返しは、疲れや痛みを誘発して更に硬くなります。

姿勢を安定させるためには運動の源である「脳」や「脊髄」に正しい感覚を伝える必要があります。セラピーでは熟練したセラピストの「タッチ」で、筋膜・筋・皮膚を介して脳の「運動野」と呼ばれる司令塔に適切な感覚情報を送って運動を誘発します。

本館 〒113-0034 東京都文京区湯島2丁目31−15 和光湯島ビル 1階

別館 〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目43−8 湯島武蔵野マンション102号室

営業時間:10:00 ~ 17:00 日曜休み

03-6887-5263

■東京ちどり病院

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