売り場には、複数のスタッフがいますので、そのスタッフ達との連携プレーが求められます。

販売員だったら、接客をしていない時にはレジ打ちをしたり、品出しをしている人の手伝いをしたりと、売り場全体を見て、自分がどう動けばいいかを常に考える必要がありますね。

繁盛しているお店と、繁盛していないお店の大きな違いは「活気」があるかどうかです。

活気というのは、自分達で作るものであって雰囲気が作り出すものではありません。なので、自分から売り場を活気づけるくらいの積極性がないといけないんですね。

目に見えないサービスを売る仕事に至っては、この奉仕精神がないと顧客からすぐに見抜かれてしまい、クレームの対象になってしまうことがあります。

なので、本当に「人を喜ばせたい」「感動させたい」「楽しんでもらいたい」という気持ちがないと、務まらない仕事であり、もしそういった気持ちがない場合は、やってはいけない仕事です。

お客様の肌に直接ふれる。そして、お客様の見た目を、印象を大きく変えることができる。それ以上に、お客様が抱えていたコンプレックスそのものを取り除いてあげられるため、お客様の性格やお人柄が明るくなる様子がわかる。お客様ご自身からも感謝の気持ちを伝えられる。

誰かに何かをしてあげたとき、「○○さん、ありがとう！」と笑顔で言われたらどう感じますか？

この人のために、と思ってやったことであればあるほど、「報われた～」と嬉しくなりませんか？

人に何かをするには、それなりのきっかけがあって行動に移すもの。

それに対して「ありがとう」と言われると、「認めてもらえた」と感じます。

接客業のやりがいとは、人に感謝される。その喜びを人（仲間）とシェアすることでますます嬉しくなれる。

飲食店のホールスタッフは、食事の配膳、オーダー、お客様のご案内、会計などが主な仕事です。

飲食店は全国的に多く存在しており、求人数自体が多いのが特徴です。

店舗によっては、まかない付きの職場もあり、学生などの若年層に人気の職種でもあります。

ほかのスタッフとの連携が必要なので、チームワークを高めることができ、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。

販売スタッフの仕事は、商品の提案や商品の品出し、在庫管理、お会計などが主な仕事です。

仕事先は、百貨店やショッピング施設、商業施設、アパレルショップ、雑貨店、書店、コスメ販売店、インテリアショップなど。ありとあらゆるお店で販売スタッフが必要になります。
お客様の案内を通して基本的な接客スキルが身につくほか、働くお店のジャンルの最新トレンドなどを押さえられるのも魅力の1つでしょう。

ホテルや旅館といった宿泊施設のフロントスタッフは、チェックインやチェックアウトの手続き、お客様対応などが主な業務です。

お客様に快適な環境を過ごしてもらうため、礼儀やマナーなどが重んじられる傾向があり、1段上の接客マナーを身につけることができます。

また、観光地やビジネス街周辺に立地する宿泊施設では、英語や中国語など、外国語を用いた接客にも対応する施設もあるため、語学力を活かすこともできます。