以前は、着物買い取りショップでも、あまりに汚れや痛みがひどいものや、ポリエステルなど化学繊維のものなどは、買い取りを拒否されることもありました。
でも今は、
「売れない着物はない」
と思って、ほぼ間違いありません。
使わない着物をタンスの肥やしにするのは勿体ない! 着物買取業者に見てもらおう!
着ない着物があるのなら、いっそのこと売却を考えてみてはいかがでしょうか。今回は、着物の買取について、着物の基礎知識を踏まえながら解説していきます。
古い着物についても、伝統工芸の継承がなかなかうまくいっていないため、文化財としての希少価値も、見直されつつあります。
さらにそのような状況に、2020年の東京オリンピックが、拍車をかけています。
外国人から、着物の魅力に注目が集まっているようです。
外国人は、日本人とはまた違った観点で、着物選びをするそうです。
日本人が、「これは派手すぎる」、「これは地味すぎる」と思うものでも、大喜びするそうです。
黒留袖は、祖母から譲り受けたものです。銘も入っており高級だと思うので、処分するのはもったいない…のですが、祖母と私ではサイズが違いすぎました(泣)。子どもの結婚式に着られればよかったんですけどね。
着物は保存状態が良いほど高価買取されるのは、みなさんもご存知の通りです。
査定をするときは、着物についたシミ、汚れ、ほつれ、ヤケ具合などをチェックします。
このような着物の汚れは、ご自身で対処しようとすると逆に今よりも汚れてしまう恐れがありますので、そのままにしておくことをお勧めします。
仕立て直しのしやすい大きいサイズの着物の方が、サイズが小さすぎる着物よりも高い金額がつきやすいため、サイズが大きい着物ほど有利になります。
証紙という品質保証書がないと、本物かどうかの証明する方法もありませんから、不安が残りますね。
着物だけでなく帯においての高級な物であるほど、証紙があるかどうかが重要視されます。
お手持ちの着物にちゃんと証紙があるかどうか、一度調べてみるのも良いでしょう。
ちなみに、証紙は着物を仕立てたハギレを使い作られていますので、中には新品購入と同時に捨ててしまった、なんて方もいますのでご注意を。
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