トヨタは27兆円売上、３兆円弱の営業利益、国内生産400万台海外生産600万台で、国内生産のうち半分は輸出です。つまり総生産台数1000万台のうち80％は海外市場向けに製造・販売しています。日本人が買っているのはすでに全体の20％に過ぎないのですよね。

トヨタやトヨタ車というと日本ではあまりに身近すぎて、グローバル企業という感覚がないのかもしれません。日本人の生活に溶け込んでいますしね。もちろん、これは何も日本に限った話ではありません。実際、日本だけではなく、米国人はトヨタは米国の会社だと思っていたりする人もいるほど、米国社会にも溶け込んでいます。

昔からTPD (Toyota Product Development：トヨタ流製品開発) にあります。トヨタの強さは昔からTPDにあって半世紀以上その事実は変わっていません。TPSに加えてTPDも圧倒的に強いということです。

ディーラーによる下取りが主流だった時代に、新しい中古車買取のビジネスモデルをうちたてた中古車買取店の老舗。中古車の買取においても販売においても、実績ナンバー1を獲得している。車両の在庫期間を短縮するシステムによって、管理コストを抑えて買取価格へ反映させている。

T-UPとはトヨタ自動車系の車買取店である。

そしてT-UPはライセンスのようなものであり、実際に車買取店として店を構えている場合もあるが、自動車ディーラーの中古車部門が兼任している場合もある。

そんなT-UPの特徴だが、何といっても「トヨタ系の車買取店である」ということに対する信頼感が、一番だろう。

アップルも前述したラビットと同様に、フランチャイズ店が多いという特徴がある。

そのため車買取店としては「店舗ごとに独立した経営者がいて、独自の裁量を持って車買取をしている」といえるのだ。

ということはやはり、顧客対応も良く車買取の金額についても経営者判断によって、高くして貰える場合もあるということになる。

トヨタ車が人気の理由として第一に挙げられるのは、トヨタの市場調査いわゆるマーケティングリサーチが優れているところにあります。いま人が求めている車とは何なのか、たとえそれが、他社の二番煎じであろうと徹底的に調査を行い、売れる車を生み出すマインドを持っています。

他社の自動車のCMは大体、車の性能や車がどういった走りをするのかといったところに焦点を当てています。しかし、トヨタのCMは様々な芸能人や有名キャラクターを起用することで消費者に強烈なイメージを残しています。イメージを残す！これがトヨタの戦略なのです。

トヨタの強みとしては、自動車の種類がとても多いというところです。
価格の安い小型自動車から、高級車までを顧客が自分のニーズに合わせて選ぶことができます。つまり、トヨタ側から見れば、車を購入する人々のほぼ全てをターゲットにすることができるのです。