医者になるためには、最終的には医師国家試験に合格する必要があります。
医師国家試験に合格したら、その後は免許の更新などは必要なく、永遠に医者として働くことができます。
医者になるには?医学部に入るために予備校を使おう
医者になるには、医学部や医大を出なくてはなりません。今回は、医者になるために確認しておきたい、医学部の予備校や医者としての適性について紹介していきます。
「大学の医学部」と「医大」は同じように見えて、少し違います。
大学の医学部は、「京都大学」や「大阪大学」などの総合大学を意味しています。
これに対して、「医大」というのは、医学部しか存在していない大学であり、「○○○医大」という名前がついています。
医師をめざす人は、まずはこうした大学に入学し、6年かけて必要な知識を学習します。医学部はどの大学も非常に難易度が高く、入学するのは困難です。受験科目は理数系となるため、理数系の科目が得意であることが必要です。
大学では「病理学」や「生理学」「分子生物学」などの授業から解剖実習まで、医学に関する幅広い知識や技術を身につけます。
医学部受験は年々競争率が高まり、わずか1点差が命運を分けるほど熾烈な戦いが毎年のように繰り広げられています。そんな中で激戦を制し、志望校合格を勝ち取るには、1年という限られた時間の1分たりとも無駄な回り道は許されません。
医学部予備校とは、国公立および私立大学医学部の一般入試、推薦入試、学士編入等の受験対策を行っている予備校です。
予備校では、医学部の試験傾向や特徴を徹底的に分析し、学科試験のみならず面接・小論文対策までしっかりフォローし、合宿や個別対策などを利用した短期間で医学部合格を狙えるカリキュラムが組まれていると評判です。
都内にある優れた予備校では、質の高い講師が「入試の基本」を
どの教科でもしっかりと教えてくれます。
(だからこそ素晴らしい合格実績があるわけです。)
故に、そういう予備校に入って勉強するのは手っ取り早い方法です。
医学部専門予備校は、医学部に特化しているためその分生徒数も少なくなります。したがって、講師との距離が近く親身な指導が受けられます。
また、医学部予備校では10人以下の少人数制を採用している学校が多く、学生一人ひとりに指導が行き渡るようになっています。
したがって、授業中でも分からない点を質問することができますし、授業後も講師陣にすぐに質問することが可能です。
何度参考書を読んで問題演習をしても、なかなか点数が伸びなかったり、理解ができないところがある場合は、そこだけでも予備校に通うべきです。
予備校では、1授業ごとに受けられるシステムをとっているところもあるので、必要な科目を必要な時間数だけとるというのは手です。
苦手な科目だけでなく、伸ばすべき科目は予備校に通っていたという人も多いです。
病院で働く臨床医の仕事は、患者さんに薬を処方したり手術をしたりすることだけではありません。
病気を治すために一番大切なのは、患者さん本人の「治そうとする気持ち」です。ときには、不安な気持ちを解消するために話を聞いてあげたり力強く励ましてあげたりすることも必要です。
患者さんに誰よりも信頼されて安心感を持ってもらえるような医師になるためには、患者さんと同じ目線で向き合う誠意が大切です。
- 1
- 2