オールオン4で対処出来る症例は?治療しなければならない状況は?

オールオン4は、インプラントの最新治療として注目を浴びていますが、どんな人が治療を受けられるのか気になりますよね。今回は、治療が必要な歯の状況やオールオン4の症例を紹介していきます。

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治療が必要な症例

・歯周病で歯が抜け落ちてしまう例

今思い出してもぞっとするのですが、ある日、上の歯がごっそり抜けてしまったのです。30年くらい前からブリッジ治療を繰り返していたのですが、その時に神経を抜かれていたらしく歯に痛みを感じないまま重度の歯周病にかかっていたらしいです。

以前から入れ歯は絶対に嫌だと思っていたので、まず歯周病の治療をしてからですがインプラントにしましょうと言われたときは本当に良かったです。

・事故で歯を失ってしまった症例

事故で前歯を失ってしまったのですが、その場しのぎの治療をしたら咬み合わせが狂ったのか原因不明の偏頭痛にも悩まされるようになってしまいました。

そこで根本的な治療をしようと決意したのですが、目立つ部分だったので入れ歯にすることだけは絶対に避けたいと考えていました。しかし差し歯は根元が悪くできないし、ブリッジも周囲の歯が虫歯だらけで難しい状況でした。

・歯のでこぼこが気になる症例

上下顎前歯唇側傾斜とでこぼこを上顎両側第1小臼歯と下顎両側の親知らずを抜歯して治療しました。
治療と並行して、舌癖改善のためのトレーニングも行いました。
上顎前歯の前突と口元の前突、そして、でこぼこが改善しました。

オールオン4で治せる症例は?

・上顎無歯顎の症例

全体の80%で、残りの20%はザイゴマインプラントを使用したり、骨移植が必要であると述べている。

補強が必要と判断し、オールオン4にプラスして、左右にインプラントを埋入している。

・虫歯や歯周病がある例

若くして30代で、虫歯や歯周病により歯を失い、非常に困っており、オールオン4の治療方法を知り、無料相談にいらっしゃいました。残せる歯に関しては、できるだけ歯を残して欲しいというリクエストがありましたので、上アゴにオールオン6を行い、下アゴは、できるだけ歯を残し奥歯に4本のインプラントを行うという計画を立てました。

・入れ歯からオールオン4への乗り換えの例

入れ歯を何度か作り直しているが、一向に噛める気がしない。昔のようになんでも噛めるようになりたいということで、オールオン6を選択した。
元来、骨がしっかりしており噛む力が強いので、治療後はナイトガードが必須ということを説明してから治療を開始した。

オールオン4のメリット・デメリット

・痛みや腫れを最小限にできる

上顎の歯12歯分のインプラント治療を考えたとき、12本のインプラントを埋入するよりも、4本(6本)のインプラントを埋入したほうが、手術時間も約半分に短縮できますし、患者様の負担も大幅に軽減されます。また、術後の痛みに関しても埋入本数が少ないほうが、より軽く済むと言えるでしょう。

・費用負担が少ない

従来のインプラント治療は、失った歯と同じ数のインプラントを埋め込むのが一般的でした。一方で、オールオン4(オールオン6)なら埋入するインプラントが4本(6本)で済み、本数が少ない分、費用の負担を大幅に抑えることができます。

・治療期間短縮も可能

オールオン4は設計の自由度が高く、必ずしも従来必要であった部位に骨を必要としない場合も多く、骨の多く残存する部位を選択的に利用することで、骨造成治療を可及的に避けることができます。結果として治療期間が6~1カ月ほど短縮できる可能性があります。

・外科手術が必要

オールオン4の土台となるインプラントの埋入には、外科手術が必要。確かな技術力と知識を持つ、歯科医師のもとで治療を受ける必要があります。腕の良い歯科医師だけでなく、衛生面に配慮した設備や機器も重要。オールオン4のデメリットを知った上で、安心して治療を受けられるクリニックや歯科医師を選ぶことが大切です。

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