ダイビングのライセンス取得に必要な知識は、ダイビング器材の使用方法と管理方法、準備の仕方、トラブル対処法、バディシステムなどのルール、水中での見え方と聞こえ方、海の生物と接し方について、体の負荷や変化、潮の流れ、透明度など海の環境の8つです。
これらの知識を学科講習で身につけることで、安全にダイビングを楽しむことができます。
ライセンスの種類によってダイビングができる深さが異なる!
スキューバーダイビングのライセンスは大きく分けると3つに分かれており、それぞれのライセンスで潜れる深さが違ってきます。
深海の世界は外の世界と違い体に圧力がかかるなど普段とは違う環境になります。
そのため知識と技術がないと命を落としかねないというのが現実です。
その知識と技術を学ぶためにライセンスが必要になります。
知識があるとないでは大きな違いがあり、何か予想していない事態に遭遇した時に知識がないとそもそも対応ができません。
そのためライセンスを通じてまずは知識を身につける必要があります。
実際にはほとんどの場合、インストラクターさんと一緒に潜りますが、自分の手で安全性を確保できるようになる分、深く長く潜れるようになります。
そして、潜ることの出来る場所がとても増えます。国内外を問わず、世界に名だたるダイビングスポットで潜るにはライセンスを所持している必要があります。
安全性を確保するためにはライセンスで必要な技術を学ぶことも必要です。
そうすることで深く長く自分の力で潜ることができます。
ライセンスがないとインストラクターの引率が必要なるので、ライセンスの存在は大きいです。
ダイビングのライセンスを取得することにより、明確に技術力が認められることになります。
ライセンスの難易度により、取得後に認められる活動内容は異なりますが、受講をしてスキルを身につけることで、自分に自信がつくというメリットも期待できるでしょう。
取得後、ダイビングを行わないまま長期間経過するとスキルが落ちる可能性はありますが、取得した時点では義務付けられている内容をクリアしています。
同じ名前でも潜れる水深が違う!
注意が必要なのは、同じ名前のライセンスでも、指導団体によって潜れる水深が違うこと。内容も講習も異なりますので、各団体のWEBサイトなどで確認をしましょう。
PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースは、潜水計画から海況の判断、トラブルの回避など、ダイビングを安全に楽しむために必要な知識とスキルを本格的に身につけるコースです。
このコースを修了すると、ダイバーとして必要な知識・スキルを身につけた証明としてのCカードが発行され、コースで学んだ知識とスキルを応用して、受けたトレーニングと経験の範囲内で、監督者なしでダイビングすることができるようになります。
色んな場所でダイビングを楽しむための準備コースです。
皆さんが、今後、ダイビングで行ってみたい場所はありますか?沖縄?海外のリゾート?
せっかくダイバーになったんだから、色んなところで楽しみたいですよね!?
しかし、ライセンスの種類によって色々な制限が設けられて、皆さんが取得したオープンウォーター(OWD)だと水深18mまででしか潜ることが出来ないのです。特に沖縄や海外のダイビングスポットは、水中での見どころが水深18mより深いところにあることが多くなります。
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