産業医ってなに?医師との違いについて

近年よく耳にするようになった産業医にはどのような役割があるのでしょうか。
医師との違いと合わせて理解しておきましょう。

FC2USER818906FAI さん

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産業医ってなに?

産業医とはどのような職業なのでしょうか。
産業医の特徴について紹介します。

■産業医の役割

最近は従来の人間関係などによるストレスに加え、IT化によるテクノストレスなどといった新たな原因のものもあり、それらを解決することによって、「働く人の健康をこころとからだの両面から支えていくこと」が産業医の使命で、病院や診療所の医師とは役割にだいぶ違いがあります。

産業医は、ストレス社会で働く人々の心と体の両方からサポートする役割を担っています。

■産業医が必要な職場とは?

具体的には健康診断や健康相談を行う、職場に問題となるところがないか定期的に見て回る、各職場の代表と話し合いをする、などです。1,000人以上の人が働く職場では常勤産業医を、50人以上が働く職場では非常勤の産業医を置くことが義務づけられています。

労働安全衛生法により、50人以上の従業員がいる職場では産業医を置くことが義務となっています。

■ストレスチェック実施者

ストレスチェックの実施者や高ストレス者への面接指導を行う医師はストレスチェックにおいて重要な役割を担っているので、各事業場の産業医が務めることが望ましいとされています。

労働安全衛生法の改正により、ストレスチェックを行うのは産業医が務めることが求められています。

産業医の報酬相場とは?

産業医がもらう報酬について紹介したいと思います。

■産業医の報酬相場とは?

卒業後3~5年:週1日勤務で200万円未満(週4日勤務の場合は700~800万)
• 卒業後6~10年:週1日勤務で200~250万年(週4日勤務の場合は800~1,000万円)
• 卒業後11~15年:週1日勤務で250~300万円(週4日勤務の場合は1,000~1,200万円)
• 卒業後16~20年:週1日あたり300~350万円(週4日勤務の場合は1,200~1,400万円)
• 卒業後21年以上:週1日勤務で350~400万円(週4日勤務の場合は1,400~1,600万円)

産業医の報酬相場は、医師としてのキャリアと勤務時間によって大きく変動します。
卒業後3~5年であれば、報酬目安は週1勤務で200万円未満となります。

■嘱託産業医の場合

具体的な金額に差こそあれ、両者に共通しているのは、「従業員数が多いほど、産業医に支払う料金は高くなる」傾向にあるということ。従業員数が多いほど面談等の時間がかかることや、目を配らなければならない社員の人数が増えることからも、こうした傾向が見られるのも納得と言えるでしょう。

嘱託産業医の場合の報酬は、勤める職場の従業員数によって異なります。
従業員数が多い程報酬も高くなります。

■専業産業医の場合

週4日勤務した場合の年収はおおよそ1,000万円~1,500万円(民間医局調べ)です。ちなみに厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は約1,240万円ですが、専属産業医の年収が病院勤務医と比較して高いのか低いのかは考え方で大きく変わると思います。

専業産業医の場合の報酬相場は、年収で1000万から1500万円となります。
週4~5日勤務が平均で、残業はほとんどありません。

産業医と医師の違いとは?

産業医と医師の違いは何なのでしょうか。
明確な定義について見てみましょう。

■活動場所の違い

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