住宅診断をするなら注意点を理解して会社選びをしよう

近年不動産売買におけるトラブル回避の為に、住宅診断を利用する人が増えています。
住宅診断を検討する時に知っておくべきポイントを紹介します。

FC2USER818906FAI さん

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住宅診断の必要性について

海外では当たり前のように行われている住宅診断ですが、日本ではまだ知らない方がほとんどです。
利用前に住宅診断の必要性について理解しておくことが大切です。

■早期発見することで早期対処が可能

建物についても、早期に悪い箇所を発見し、早期に修繕等の対処を行うことにより、建物も頑強なまま維持され、長寿命化し、建物内の生活環境も改善されます。 建物内の快適環境により、心身も建物も健康寿命が長くなると言えます。

長く快適に住み続ける為にも、住宅診断を行うことで劣化部分を早期発見できれば、早期対処をすることが可能になります。

■物件を購入前に状態を把握できる

購入前に診断してもらうことで、建物の状態を正確に把握できるのがメリットだ。中古住宅のシェアが高い欧米では既に一般的だが、日本での利用者はまだ少ない。

中古物件を購入前に住宅診断で見てもらうことで、状態を把握した上で、適切な価値で購入することができます。

■リフォーム時の参考にできる

第三者の専門家が、住宅の今の状態をしっかり住宅診断(インスペクション)することで、優先的に補修・補強すべき点が明らかになり、効率的で納得できるリフォームを実施しやすくなります。

リフォームを行う際に、適切な工事がどうかを判断する参考にすることができます。

住宅診断の会社を選ぶ時のポイント

住宅診断を行っている会社は沢山ありますので、どのように選ぶべきか、ポイントを踏まえておきましょう。

■定期的に診断してくれる

住宅診断サービスを提供している会社には、定期的に診断してくれる会社もあれば、1回だけのスポット的に診断している会社もあります。

住宅は環境や材料、住む人の使い方によって劣化の仕方が大きく異なります。
定期的に住宅診断サービスをしてくれる会社であれば、早期発見がしやすくなります。

■実績の多さ

日本で住宅診断サービスが始まったのは、ここ10年前後。そのため各社の実績を見ても、甲乙つけがたいのが実情でもあります。ここで重要なのが、どのような建物の実績が多いかということ。

まだ日本であまり利用者が多くない為、実績が多い会社を選ぶことで信頼性の高さを判断できます。

■中立的な立場で診断できる

住宅診断(ホームインスペクション)と第三者性が重要な関係にあることは、住宅診断(ホームインスペクション)の第三者性と業界の問題点でも述べている通りです。ここは本当に重視しなくてはならない最低限の条件です。

リフォーム会社を選ぶと、その会社の有益になるような診断結果が出る可能性があります。
その為、住宅診断を専門にしている会社を選ぶことが大切です。

住宅診断を利用する時の注意点

住宅診断を利用前に、必ず注意点について確認しておきましょう。

■建築士の資格を保有しているかを確認

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