不動産売買の基礎から学ぶ、一棟マンション売却などのコツ

将来や老後の生活を支えるために不動産投資・売却を始める人が増えてきています。ただ、今まで全く不動産投資・売却を行ったことがない人だと内容を理解するのが難しいです。そこで、ここでは不動産に関する情報を紹介していきます。

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知っておきたい!不動産投資・売却に関する基礎知識

ここでは、不動産投資や売却に関する基本情報を紹介していきます。

・不動産投資とは

不動産投資とは、利益を得ることを目的として不動産に投資することです。具体的には、アパートやマンションなどを購入して家賃収入を得たり、購入した物件の価値が上がったときに売却し、その差額で利益(売却益)を得ることを言います。

購入した物件を入居希望者に貸して賃貸収入を得ることや、購入した物件が購入価格よりも値上がりしたときに売却して、売却益を得ることを目的に不動産を購入します。

不動産投資の投資対象はマンション、アパートが一般的ですが、他にも戸建て、駐車場などさまざまな種類があり、それぞれ特徴や期待できるリターンが異なります。

また、不動産投資には多額の資金が必要だというイメージがありますが、その人の職業や年収、投資対象物件によって金融機関からの融資額は変わるので、良い条件であればまとまった資金を用意できなくても始められる場合もあります。

不動産の第3者への貸し出し、または不動産自体の売買を通じて利益を得るための投資です。

つまり、不動産を貸し出すことで毎月家賃収入を得ることでき、不動産を安く買って高く売ることで売却益を得ることができる投資です。

1980年代後半のバブル期に流行した不動産投資は売却利益(キャピタルゲイン)に期待する短期的な視点の不動産投資が主流でしたが、近年主流になっているのは、毎月安定して入ってくる賃料収入(インカムゲイン)に期待し、長期的な視点から行なわれる不動産投資です。

・不動産投資のメリット

不動産投資の一番のメリットは自分自身が働かなくても入ってくる不労所得を作れるということです。

不労所得ですから、あなたが病気や怪我、家族の介護で働けなくなった場合にも、関係なく毎月通帳に家賃が振り込まれます。

また、他の投資と比べてもはるかに手間がかかりません。株式投資で利益をあげるためには、銘柄や業界研究、日々の経済ニュースに目を光らせ、売買のタイミングを見極める必要があります。不動産投資の場合、いったん投資用不動産を購入してしまえば、あとはなにもしなくても家賃がはいってきます。

不動産投資は、副業でサラリーマン大家になることも可能です。

物件を購入するときは、物件選びや購入契約、融資の申し込み、保険の手続きなどの手間がかかりますが、購入後は物件管理を管理会社に依頼すれば、自分の時間をかけてやることを減らすことができます。

マンション投資はサラリーマンやOLなどの給与所得がある場合は、不動産所得と損益通算が可能なので、
所得税・住民税の節税効果が期待できます。

不動産投資は、不動産を購入して、賃貸し、家賃収入を得るものです。居住用物件の家賃収入は景気などの外部要因に左右されません。老後の生活資金源として、「自分だけの年金」として活用している方も多くいます。

・不動産投資のデメリット

他の金商品がそれこそ1万円程度からでもスタートできるのに対して、不動産投資の場合は、安いものでも数百万円以上が必要なります。

たとえば、地方の中古ワンルームマンションであれば、100万円台で購入することもできますが、これが同じ中古ワンルームマンションでも東京23区内になると最低でも1000万円以上が必要になります。

経年変化により、建物は老朽化していきます。老朽化した建物をそのままにしておくと、次の入居者を見つけにくくなり、空室リスクが高くなります。

例えば株の場合、売ったり買ったりが速くできます。しかし不動産の場合、そうはいきません。

不動産を買いたい時は、不動産を探して、シミュレーションをして、現地に見に行って、銀行からお金を借りて……と、手順が多く、それぞれに時間がかかります。

以上が、不動産投資におけるメリット・デメリットとなります。良い部分ばかりに注目しがちですが、しっかりとデメリットやリスクについて知っておくことも大切になってきます。

続いては、不動産売却のメリット・デメリットについて紹介していきます。

・不動産売却のメリット

当たり前のことですが売却することで不動産を現金化することができるため、生活費に充てることも、買い替え費用に充てることもできます。これが何よりのメリットでしょう。

建物は経年劣化をするので、定期的にメンテナンスが必要になります。

使用していない建物であっても、年数が経つごとに劣化していきます。

そのため維持費はかかってしまいます。

もし使用していない建物を売却するのであれば、維持費の必要性がなくなるので、その分負担が軽減されます。

売却で得た資金で、「今までよりも立地のいい不動産を買う」ことも可能です。
「子供が独立したので、多少狭くなっても構わないから都心近くに住みたい」あるいは
「自己資金を加えて同じ広さの土地を都心近くに買いたい」
「立地のいい土地を買って、収益性の高い活用をしたい」
といったことが実現できます。

・不動産売却のデメリット

デメリットとしては、仲介手数料や譲渡所得税などの譲渡費用が発生することが第一に挙げられます。

不動産売却は、不動産会社に売却の相談をしてから、引き渡すまで査定や契約の手続きが必要です。

手続きが進んでいくと「物件の販売活動」や、「購入者希望探し」を行うので、購入希望者が見つかるまでの期間も生じます。

そのため時間がかかってしまう場合もあるということを念頭に入れておきましょう。

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