不動産投資で失敗しないために備えておきたいポイント

不動産投資は、メリットが多い投資法ですが、失敗してしまう確率も高いといえます。そのため、不動産投資を始める前に失敗しないためのポイントをしっかり押さえておきましょう。今回は、不動産投資のメリット・デメリットや、不動産投資成功へのコツを紹介していきます。

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不動産投資の基本情報

不動産投資とは、利益を得ることを目的として不動産に投資することです。具体的には、アパートやマンションなどを購入して家賃収入を得たり、購入した物件の価値が上がったときに売却し、その差額で利益(売却益)を得ることを言います。地方よりも将来性のある東京に資金が集中する傾向があります。また、売却益よりも家賃収入(運用利益)を期待して投資する不動産投資が主流となっています。

・マンション一棟だけでなく、戸建てやマンションの一室でも投資ができる

不動産投資と一言で言っても、マンションの一室に投資するものから、戸建てやアパート一棟、そしてマンション一棟への投資まで様々な種類があります。また、新築か中古かによってもリスクや収益の上げ方が異なります。あなたの自己資金の多寡や投資の目的、投資経験に応じて、ふさわしい投資スタイルを選びましょう。

不動産投資を行うことのメリット

・家賃収入があるため、収入が安定する

不動産投資は、比較的安定した資産運用ができるのがメリットです。入居者がいれば毎月安定して賃貸収入が得られ、株式のように価格変動を気にする必要もありません。

また、管理会社と契約すれば、賃貸契約から家賃の集金、修繕、退去手続き、入居者募集など、賃貸経営に関することを委託することができます。

帳簿を作成して確定申告する必要はありますが、自分で作成できない場合は税理士に依頼することも可能です。

・相続対策として活用できる

不動産投資には、相続対策になるというメリットもあります。不動産は相続税の計算における評価額が、現金や有価証券よりも減額されるからです。

相続税は以下の計算で金額がわかります。

相続税額=(課税資産額-基礎控除額)×相続税率

相続税の課税資産には現金や有価証券、土地や建物などの不動産が含まれますが、現金や有価証券は時価で評価されるのに対し、不動産は固定資産台帳や路線価などをもとに評価されます。

・税金対策にも活用できる

不動産投資で得た収入から、建物の減価償却費やローン金利、さらに固定資産税、都市計画税などの必要経費が差し引かれるので、所得税等の節税効果があります。
また、不動産投資での赤字は、他の所得等と損益通算することにより、所得税・住民税等の節税が可能になります。

不動産投資を行うことのデメリット

・空室リスクがある

入居者が退室しても、すぐに次の入居者が見つかる保証はありません。
当然、入居者がいなければ賃貸収入は入ってきません。

・建物の老朽化や災害によるリスク

災害といっても思い当たるだけで「地震、火災、水害、風災、雪災」など他にも数えきれない程あります。その全ての災害から建物を守れる強度にするのは現実的ではなく、未然の防止策には限りがあります。

しかも、日本という島国はその災害が特に多く発生する場所でもあります。そういった場所で不動産投資を行うことへの理解は必要です。

新築で購入したとしても、早くて数年後には修繕費用が掛かってきますし、中古の場合だとすぐに修繕箇所が見つかるケースもあります。その際に費用負担をするのは当然あなたです。

特に投資目的で他人に貸している場合は、自分で済む時より住宅が痛むスピードが速くなってしまうものです。自分の持ち物でない家なので適当に使われて為、敷金以外の費用負担は当然あると思ってください。

不動産投資で起きやすい失敗例とは

区分マンションだと物件選びを失敗して空室が続いてしまう、一棟マンションだと大規模な修繕費用がかかってしまい利益が得られないなど、不動産投資では物件の種類によってよくある失敗のパターンがあります。

・業者選びに失敗した例

購入してすぐは、順調に家賃も入っていたのですが私が購入時に入居していた人が一旦退去してしまってからは次の入居者もなかなか決まらず、家賃が入ってこない時期が続きました。やっと次の入居者が決まったかと安心したら、すぐに退去・・・一人暮らしの入居者は長くは住まずに、すぐに退去してしまいます。そしてまた空室期間が・・・この繰り返しはとても精神的にまいります。

・投資物件の選択に失敗した例

ファミリータイプとワンルームで迷ったあげくに、ファミリータイプのマンションを購入しました。実際に運用をはじめて気づいた事は、ファミリーマンションはワンルームに比べて購入価格が2倍、3倍になるけど、家賃は2倍、3倍にはならないのです。 そうすると利回りはワンルームタイプと比較すると低くなります。 また、部屋の大きさがワンルームタイプと違い広い分、リフォーム代がかさみます。ファミリータイプの場合、高額なリフォーム代に加え、リフォームが完了するまでに時間もかかってしまいます。

不動産投資を失敗しないための方法

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