ラウンダー委託会社を活用して売上アップを目指す

ラウンダーを外部の委託会社に依頼する会社が増えています。
利用を考える前に、ラウンダーの役割や必要性について理解しておきましょう。

FC2USER818906FAI さん

5 PV

ラウンダーについて

ラウンダーとはどのような役割を担っているのでしょうか。

■ラウンダーの仕事内容

ラウンダーとは、自社と取引のあるスーパーやデパートなどの販売店を回って、各店舗での自社製品の展示状況や他社製品との違いを調べて報告したり、もっと売ってもらうための企画を実践したりする仕事です。

ラウンダーは、定期的に販売店を回って売り場の状況を確認したり、売上向上のための企画提案などを行う役割を担っています。

■ラウンダーと営業の違い

ラウンダーの営業との違いは、商品がユーザーに届くまでのプロセスの中で、どの部分に関わるかという違いになります。営業は量販店の仕入れ担当者と商談して売ってもらえるよう交渉するのが仕事です。ラウンダーが携わるのはそのあとになります。

ラウンダーと営業の役割の大きな違いは、営業は顧客開拓、新商品の売込みを行いますが、ラウンダーは既存顧客に対して商品の売上を伸ばすアプローチを考える点となります。

■ラウンダーのアウトソーシング化

2013年に施行された改正労働契約法(※1)の影響もあり、直接雇用でラウンダーを組織化しているメーカー様が組織の一部、もしくは全体のアウトソース(外注)への転換を検討している傾向がみられます。

ラウンダーには必要とするスキルも多いため、専門的に行うラウンダー委託会社に依頼する企業が増加しています。

ラウンダー委託会社の選考方法

ラウンダー委託会社を選考する際にはどのような点を考慮すればよいでしょうか。

■委託会社を比較して特徴を知る

東証一部上場企業、マザーズ上場企業、SVの大半が流通業界出身の企業など、ラウンダー委託会社にはそれぞれに特徴があります。

ラウンダー委託会社には、それぞれに会社の持つ特徴があります。
特徴を知ることで、自社の求める会社かどうかを判断できます。

■会社の信頼性をチェック

企業選びの大前提として、人材派遣企業の信頼性もチェックしなければいけません。メーカーの顔としてラウンダーは前面に立ち、小売店と日常的に接触します。小売店に対する自社イメージを決定づける要因にもなりますので、委託業者自体の信頼感は重要です。

ラウンダーはメーカーの顔として店舗に立つ人材ですので、信頼性が非常に重要です。
必ず実績や業績から信頼性についてチェックしておくようにしましょう。

■全国に派遣できるかどうか

全国に展開しているナショナルチェーンの流通店舗に、できるだけ多く人を派遣して、全体の数字を上げたいとなると、全国どこでも派遣できるスタッフを抱えているというのはやっぱり重要です。

取引先が全国に及ぶ場合には、やはり全国をカバーできるラウンダー委託会社であることも大きなポイントです。

ラウンダーを外注するメリット

ラウンダーを自社ではなく、外部に委託するメリットについて紹介します。

■コストダウン

  • 1
  • 2