未経験からタクシードライバーになるにはどうすればいいの?

まさに「インフラ」といっても過言ではないタクシードライバー。インバウンドの増加等、需要も増えているようですが、そもそもタクシードライバーになるためには何が必要なのでしょうか。その点をじっくりとチェックしてみました。

FC2USER591226DPM さん

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■タクシードライバーに求められる資質とは

そもそも、タクシードライバーにはどのような資質が求められているのかもチェックしてみました。

接客は、細やかな気遣いの連続です。ほんの些細なことであっても、よく気が付きお客様に対し丁寧に接することができる人は、接客スキルが高いといえます。

「接客」「安全運転」です。しかし、まだ少ない需要ではありますが、最近はもう1つ求められることがあります。

それは、訪日観光客への接客です。

2020年に東京オリンピックの開催が決定し、外国人観光客はますます増えていくことが予想されます。

日本政府も2020年までに訪日観光客を4,000万人にまで増やすことを目標とし、東京と中心として様々な法整備が進められています。(ちなみに2016年の訪日観光客は約2,400万人でした)

《長時間の運転が苦にならない人》
業務時間中はほとんど車を運転して過ごすため、基本的に運転が好き、または得意な、長時間の運転も苦にならないという人が向いています。

《1人が苦にならない人》
タクシー乗務は、基本的にすべて1人で行います。
そのため、1人での行動・業務が苦にならない人、もしくは1人が好きな人の方が無理なく続けられるでしょう。

《気配りができる人》
タクシー乗務は、輸送業であると同時に接客業です。
乗車したお客様に対し、快適に過ごしてもらうための気配りや応対がきちんとできる人が求められています。

こういったことが求められているのがタクシードライバーです。

■タクシードライバーの仕事内容

実際にタクシードライバーがどのような仕事をこなしているのかもチェックしてみました。

出発前の朝礼のようなものを行います。全員で元気に挨拶をし、気持ちを引き締めます。
運行管理者より、本日の道路状況や天候、運転する上での注意事項などの話があります。
とても大切なこと、営業のヒントを言うこともあるのでしっかり聞くようにしておきましょう! 点呼が終わると、アルコール検査を行い、一人ひとり手渡しで乗務員証を渡していきます。

タクシー会社に勤務する場合、1日あたり15時間〜20時間働くことが一般的で、出勤日と休日を交互に繰り返します。1日の勤務時間は長いですが、もちろんずっと運転し続けるわけではありません。

お客さまありきの仕事ですから、タクシーに乗りたいと考えているお客さまを見つけることも仕事の一部です。

タクシードライバーには、タクシー会社に所属する法人タクシーと、個人タクシーの2種類があります。個人タクシーは勤務時間なども自由にできるのですが、営業許可を得るために業務経験が必要ですので、まずはタクシー会社に所属して経験を積みましょう。

これらが「タクシードライバーのお仕事」になります。

■タクシードライバーに必要な資格

タクシードライバーとして働くためにはどのような資格が必要なのかもチェックしてみました。

二種免許取得の受験資格は年齢が21歳以上で第一種免許を取得してから3年が経過していること
一部地域ではタクシー会社で働くために「地理試験」に合格することが必要

普通自動車第二種免許
私たちが普段、家庭で使用する一般的な乗用車を運転する際に必要となるのが「普通自動車第一種運転免許」。

これに対し、タクシーなどの旅客用自動車に、お客さまを乗せて運ぶ目的で運転する場合には「普通自動車第二種運転免許」という免許が必要になります。

1つ目の普通自動車免許ですが、普通自動車免許を取得していなければ車を運転することもできません。また普通自動車免許を取得していない方は普通自動車二種免許を受ける資格が与えられないので注意していください。



2つ目の普通自動車二種免許ですが普通自動車免許取得3年後から受験資格があります。

これらがタクシードライバーとして働くために必要な資格になります。

■タクシードライバーが受ける地理試験って何?

地域によっては地理試験も受けなければなりませんが、地理試験とはどのような試験なのかもチェックしてみました。

地理試験が必要なエリアとは
東京都・・・23区と武蔵野市、三鷹市(23区は、別名特別区とも言われています)
神奈川県・・・横浜市、川崎市、横須賀市、三浦市
大阪府・・・大阪市、池田市、箕面市、茨木市、高槻市、摂津市、島本町、豊中市、吹田市、東大阪市、八尾市、守口市、門真市、堺市、高石市、泉大津市、和泉市、忠岡町

まず、以上の地域が地理試験が必要なエリアになります。

地理に関する知識を試す試験。 40問の問題が出題され、32問以上の正解で合格となります(正解率80%以上)。

地理問題と法令問題は、制限時間がそれぞれ60分です。どちらもマークシート方式で、地理問題は40問、法令問題は45問出題されます。合格基準は正答率8割以上です。
地理か法令のいずれかに合格した場合は、次回以降の試験で合格した科目は免除されます。

これらが「地理試験」になります。

■タクシードライバーになるための方法を調べて目指そう

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