ねずみ駆除は、免許がいるわけでもなく、ホームセンターなどでも必要な資材を揃えることができますから、工務店やいわゆる「便利屋さん」などが副業的に行っていることもあります。そうした業者が常に悪いとは言えませんが、やはり、専門的な知識や経験の有無は、駆除作業の質に影響します。

防鼠工事までするにもかかわらず、料金は1～2万円以内でできるなど、やたら安い金額の見積もりには注意してください。十分なコストをかけずに作業をする業者であるか、技術に自信がないため、見積もりを安くすることで仕事を取ろうという考えの業者の可能性があります。

ねずみ駆除には、国家資格や免許制度のようなものはありません。業界団体が独自に行う研修制度や認定資格だけがあります。そうした資格があれば、一定の知識・技術はあるということですから、参考にはなりますが、そうした資格を得ていなくても技術を持つ業者はありますから、あくまで参考程度ということになります。

●捕獲・薬剤・毒餌・侵入防止といった様々な手段を用いてねずみを撃退
●リサーチ会社ゼネラルリサーチによるアンケートで「顧客満足度」「価格満足度」「解決スピード」で1位を受賞

●厚生労働省が定めている人体・環境に配慮した「IPM施工」でねずみ駆除を実施
●超音波や粘着シート、毒餌が効かないスーパーラットにも効果のある薬剤などを使い分けている
●朝日新聞が運営しているサイト「マイベストプロ」に、ねずみ駆除のプロとして代表の宮崎宜夫氏が選出されている

●人体に有害な生物を制御するペストコントロール技能士・技術者が在籍
●ねずみを確実に弱らせる毒餌を使用
●探知機やファイバースコープを使って徹底的に侵入口をリサーチ

具体的には、ネズミ駆除後の死骸処理の値段まで入っている業者と、そうじゃない業者がいたり、家一軒単位で料金を算出する業者と、一か所毎に料金を積み重ねていく業者がいたりと、本当に色々なんですね。

自分でねずみ駆除を行うグッズは、ホームセンターやドラッグストアで手に入ります。ドラッグストアのは見つけにくいかもしれませんが、たいていはラップやビニール袋など日用品が置かれている場所の隅にまとまって置いてあります。

自分で駆除するということは、ねずみの死骸を扱う必要も出てくるということです。特に女性はその作業は苦痛でしょうから、専門の業者に依頼したほうが良いかもしれません。