愛知県内で会社設立をする場合の注意点

会社設立する場合、一体どこから手をつけていけばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか? 今回は愛知県内で会社設立をする場合の基本的な解説を進めていきたいと思います。

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会社設立の費用はどれぐらい必要なのか

会社設立をするには費用が必要になりますが、どの程度必要になるのでしょうか。

■定款の認証手数料

株式会社の設立費用は242,000円です。
これは役所に支払う法定費用=実費の部分です。

このうち40,000円は定款に貼る収入印紙代で、「電子定款」を選択すれば不要になります。

定款の認証手数料は5万円必要になるので、少々高くなっています。

■定款の謄本手数料

定款の認証手数料:50,000円
定款の謄本手数料:2,000円
設立にかかる登録免許税:150,000円

定款の謄本手数料はそれほど高くはなく、2000円となっています。

■設立にかかる登録免許税

会社設立にも税金が必要になります。愛知県でも同様で、登録免許税が15万円になるので、相当高いと言えるでしょう。

愛知県で会社設立した後の倒産確率

愛知県で会社設立した場合、すぐに倒産してしまうこともあります。

■10年後にはどれだけ倒産するのか

100社の会社が設立された場合10年後に生き残る会社の数は26.1社。つまり、約73%もの会社が倒産していることになります。愛知県で5,550社の会社が設立したとしても、10年後には約4,100社が倒産している計算になります。

会社設立してから10年で、なぜ73パーセント前後も倒産してしまうのかというと、経営不振になってしまうからです。

■経営不振になる理由

まず最初に、経営不振の意味についておさらいしましょう。

経営不振とは、売上高の減少により企業経営が上手くいっていない状態を指します。

経営不振を放置すると、債務超過や倒産、さらにひどい状況に陥ります。

会社の売り上げというのは、10年先のことまで見据えておかなければいけません。

■長く営業するためにどうするか

長く生き残るためには、10年先を見据えた事業計画が必要となります。設立後、経営に関しても長くサポートしてくれるパートナーを見つけることができればとても心強いです。

取引先を間違えないことや、頼りになる専門家、特に税理士を見つけておくこと、よいパートナーを見つけることが重要になります。

愛知県で会社設立する前の準備

会社設立をするためには、事前に準備しておくこともたくさんあります。

愛知県で会社設立をする場合も、ほかのエリアで会社設立をする場合も、手続きに大きな違いはありません。必要な書類を、関係各所に提出するというのが基本的なステップとなります。

ただし注意したいのが、書類を用意するためには相応の準備をしておく必要がある、ということ。

■印鑑を準備しておく

会社 実印・・・株式会社 合同会社 法人 NPO法人 社団法人 等の法務局での設立登記にまず必要となります。
会社 銀行印・・・銀行等の金融機関の口座開設・契約。
会社 角印・・・一般事務や契約の際の対外的な「社印」として使用。
会社 認印・・・印鑑証明のいらない日常的な契約や書類作成に使用。
ゴム印・・・住所・会社名・代表者名などを押印できるゴム印。

会社で使用する印鑑は、実印に銀行印、認め印などが一般的です。
他にも角印などを準備しておくとよいでしょう。

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