3階建て住宅のメリットデメリット

三階建てに憧れがある方も多いでしょう。三階建ては実は多くのメリットがあります。土地が狭くても床面積を広くとれるというのがその一つです。ただしデメリットも多くあります。今回は三階建てのメリットデメリットをご紹介します。

FC2USER534069CYE さん

2 PV

3階建てのメリットとは?

三階建てのメリットデメリットを見ていきましょう。まずはメリットから紹介します。

日当たり、風通しがいい

3階の窓からの風景はほとんど遮るものがありません。正直言って爽快です。風もよく通ります。まともに受けるともいえますが。一日中どこかしらに日が差し込みます。

もちろん周囲が3階建てばかりの住宅街ならその恩恵は減りますが、2階建てに比べて日当たりと風通しがいいのは必然と言えます。

戸建て住宅の多くは二階建てです。三階建てにすると一番上の階が他の住宅から飛び出ることになり、日当たり、風通しがよくなりやすいです。

■土地が狭くても広さを確保できる

3階建て住宅が多くなっている理由のひとつとして、床面積を最大限に有効活用できることが挙げられます。
とりわけ狭小地と呼ばれる限られたスペースしかない土地でも、縦にスペースを伸ばすことで快適な住まいが実現できるのです。

なんといっても、一番のメリットは敷地を最大に有効活用できるという部分です。「建ぺい率」や「容積率」などの用途地域の制限にもよりますが、可能な限り建物を上に広げることで、床面積が増えることが最大のメリットとなります。

狭い敷地ほど3階建ては大きな効果を発揮します。「利便性の良い土地は価格が高いので広い土地は購入できないけれど、狭小地を購入して望む広さの家を手に入れたい」という方には、3階建てはとても有効なのです。

三階建ては主に狭小地に建てるときに有効です。二階建てよりも床面積が広がるため部屋数も確保できます。

■水害対策になる

大型台風や豪雨などの自然災害で、被害を受けている地域が全国各地に多く存在します。
また、河川の氾濫など、水害への対策は、住まいを考える上での重要課題となってきています。

2・3階を主な居住空間(LDKや寝室など)に、1階をビルドインガレージなどにすることで、住む地域が冠水等の被害を受けていても、自宅で避難生活を送ることもできたり(電気や水道は使用できない可能性があります)、家財や貴重品が水没するリスクもおさえることができます。

居住空間を2階3階にすることで、河川の氾濫が起きたときなどの水害対策になります。

3階建てのデメリット

次にデメリットを見てみましょう。

■メンテナンス性が悪い

デメリットはメンテナンス
普通はトイレは2個から3個でウォシュレット等の買い替え
エアコンの数も増えるし光熱費が上がる
上り下りが年を取ると面倒
洗濯物を干す場所が微妙(たぶん2階ベランダだろうが持って上がるの面倒)
酔っ払いが(家飲み)階段を転げ落ちる可能性
この回答が不快なら

3階建て住宅でもっとも懸念材料となるのが、階段の多さです。特に狭小住宅の場合は、一つのフロアに水回りを納めることが難しい場合が多くなります。1階にバスルームとランドリー、2階にキッチンとリビング、3階に寝室など、階ごとに部屋や設備を分散して設置する住宅は少なくありませんが、そうすると頻繁に階を移動する必要が出てきてしまいます。

階段の上り下りが多くなるので、年をとってくると移動が大変になるほか、メンテナンス性も悪くなります。

■家具家電の運び込みが大変

これは実体験なのですが、賃貸マンションから3階建ての戸建てへの引っ越しを機に冷蔵庫も買い替えることになりました。新しく買う冷蔵庫は400リットル超で90キロほどの重量があります。具体的にはこの冷蔵庫。

しかし引っ越し当日、階段経由では2階に持って上がれないことが判明。400リットルを超える冷蔵庫を持って上がるには階段が狭すぎたのです。玄関から廊下は余裕だったのですが、階段が途中で180度曲がる箇所を通すには無理がありました。

大型の設備は運び込むのが非常に大変になります。

■解放感は感じにくい

  • 1
  • 2