軽量鉄骨軸組工法は、木造在来工法(木造軸組工法)と同じような考え方に基づいて作られる工法です。
柱、梁、筋交い(たすきがけで強度を補う)を利用しており、ブレース構造とも呼ばれます。
また、筋交いを使わないラーメン構造という柱と梁と一体化した方法で作られる場合もあります。
首都圏でおすすめの鉄骨住宅メーカーまとめ
丈夫で長持ち、しかも後から家族の変更に合わせて、リフォームしてデザイン変更もできる、鉄骨住宅にはたくさんのメリットがあります。そんな鉄骨住宅のメーカーは、首都圏ではどこがおすすめなのでしょうか。まとめてみました。
軽量鉄骨軸組工法や軽量鉄骨ラーメン工法が現場で鉄骨を溶接するのに対して、工場で溶接まで済ませてしまい、現場ではボルトやナットで組み立てていくだけの作業となるのがユニット工法です。
「鉄骨造住宅」とは、主要な構造部の材料に鉄骨を用いた住宅です。柱や梁などには、断面がアルファベットのHの形をした「H型鋼」や四角形の「角型鋼」などが使用され、その他の構造部材としてコの字形をした「溝型鋼」、アルファベットのLの形をした「山形鋼」などが用いられます。
鉄骨造の魅力としてまず挙げられるのが、そのシャープで軽やかなデザイン性でしょう。鉄筋コンクリート造のようにどっしりとした重厚なものではなく、また木造の和やかな雰囲気とも異なり、鉄骨造独特の印象を生み出してくれます。
耐力壁のない間取りの自由度が高い構造であるということは、リフォームやリノベーションがしやすい建物であるとも言えます。壁で2つに仕切られていた部屋を1つの大きな部屋にしたり、クローズドキッチンの周囲の壁を取り除いてオープンキッチンとするような間取り変更もできる可能性が高くなります。
一般的に「鉄は燃えない」というイメージがあるため、木造よりも強いように思われがちですが、実際の火事では建物だけではなく、家の中にある家具なども燃えますので、一概に「火事に強い」ということはできません。
熱伝導率が高い家ということは、「夏暑く、冬寒い」家になりやすいということです。
さらに、結露が起こりやすくなるため、建物を知らず知らずのうちに蝕む結果になりかねません。
それだけに、鉄骨住宅メーカー選びが重要になってくるのです。
柱に重量鉄骨を用いた鉄骨住宅を、50万円代という低価格から建てられると評判のハウスメーカーです。自由設計であることもポイントで、重量鉄骨工法という独自の工法で高性能な仕上がりを実現できます。
大手ではめずらしい重量鉄骨住宅を手がけているメーカーです。これまで、平屋建てを地上よりも上に設置する住宅を建てたり、4階建て住宅を実現したりと、さまざまな特徴をもった住まいを設計してきました。
間取りの自由を妨げていた「通し柱」。
積水ハウスの3・4階建ては、通し柱のいらない「フレキシブルβシステム」を採用することで、柱位置にとらわれることのない各階ごとに自由なプランニングを可能にしました。
鉄は木材に比べて腐食しにくいため、サビない限りは100年でも耐久します。
各ハウスメーカーでは最新技術によって鉄がサビないための工夫が行われているため、安心して長い間住める住宅が作られています。
鉄骨住宅は木造に比べてかなり重いため、地盤が弱い土地の場合は地盤を強化する必要があります。
地盤改良工事には高額なコストがかかる場合もあるので注意が必要ですが、ハウスメーカーや工務店で設計の打ち合わせを始める前には、必ず地盤の確認を行ってからスタートするので安心してください。
鉄骨住宅のメーカーでは、工場でほとんどの部品を組み立てて、それらの組み合わせによって家を作っているメーカーがあります。
そのようなメーカーでは、注文を受けてから、工場生産したパーツを組み合わせるだけなので、費用は安く抑えられます。
- 1
- 2