プロペシアは、世界60ヵ国以上で使用されているといわれるAGAの治療薬です。日本でもAGA治療薬として、厚生労働省からの承認を受けています。発毛治療を扱う病院のほぼすべてで処方されているAGA治療薬のスタンダードです。
栄でAGA治療をするなら知っておきたいAGAの治療法一覧
AGAとは平たく言えば薄毛のことです。薄毛は現在様々な治療法が確立されており、治る症状となりました。今回は栄でAGA治療をする際に知っておきたい、AGAの治療法の種類をご紹介します。
プロペシアというのは薬剤名となり、プロペシアの成分は「フィナステリド」という物質です。フィナステリドは、体内にある酵素「5αリダクターゼ」のテストステロンの結合を阻害する作用を持ちます。その結果、毛髪の成長を阻害するもとになるジヒドロテストステロンの産生を抑えることで、薄毛・脱毛を改善するとされています。
ミノキシジル(Minoxidil)とは血管拡張薬として開発された成分。後に発毛効果があるとされ発毛剤に転用され、日本以外ではRogaine(ロゲイン)の商品名で売られている。日本では一般用医薬品として大正製薬からリアップシリーズが、アンファー株式会社からスカルプD メディカルミノキ5が市販されている。
ミノキシジルは直接毛母細胞に働きかけ、毛母の細胞分裂を活性化させ、髪成長を早める働きをします。
ミノキシジル成分入り発毛剤の先駆けである「リアップ」は、発売初年度は、爆発的なヒットとなりましたが、現在では、各メーカーが後発の商品を開発しています。処方が不要なため、薄毛に悩む方にとっては嬉しい状況にあると言えるでしょう。
プロペシア同様、元々前立腺肥大症の治療薬でしたが、AGAにも効くことから、AGA治療薬として日本では2015年の9月28日に承認されました。
プロペシアなどのフィナステリド系治療薬の場合、Ⅱ型5αリダクターゼのみにしか作用しませんが、ザガーロの場合、Ⅰ型、Ⅱ型どちらにも効果があるとされているのです。
【5αリダクターゼは2種類ある】
Ⅰ型5αリダクターゼ:後頭部や側頭部の皮脂腺中心に存在する
Ⅱ型5αリダクターゼ:前頭部や頭頂部の毛乳頭中心に存在する
つまり、効果の適用範囲がプロペシアとザガーロでは大きく違うのです。
注射器や特殊な器具を用いて、薬剤を直接頭皮に注入するというやり方になります。後述するHARG療法との違いは、注入する成分が医薬品をメインとしている点です。内服薬や外用薬で効果がない場合に行われます。
育毛メソセラピーで用いられる有効成分は色々ありますが、代表的な成分は次の通りです。
血管拡張剤
アミノ酸
ビタミン
幹細胞抽出の成長因子
注入する成分の種類、成分量は、クリニックによって異なっています。
どのクリニックがどのような成分を用いているのか、しっかりとチェックしておきたいですね。
HARG療法とは頭皮に薬剤を注入し、自分自身の毛髪の発毛・育成を促す毛髪再生医療です。男女問わず薄毛やAGAに効果を発揮し、治療が終わっても発毛が続く、薄毛を根本的に「治す」ための治療です。頭皮への負担が少なく、日帰りで施術を受けられます。また、傷なども残りません。
HARG療法で注入するHARGカクテルは、幹細胞から抽出した成長因子を含むタンパクAAPEから生成したHARGパウダーと、育毛メソセラピーの成分であるビタミンやアミノ酸等をブレンドしたものです。つまり、HARG療法と育毛メソセラピーの主な違いとしては、HARGパウダーの有無が挙げられます。
HARGパウダーは各種の成長因子を含み、毛髪を作り出す細胞に働きかけることで、頭皮ごと薄毛になる前の状態を再現して発毛状態をかつての状態に戻していきます。HARG療法が再生医療であるゆえんであり、この点において、治療を止めると発毛が基本的には止まってしまう育毛メソセラピーと、治療後も発毛が継続するHARG療法は、根本的に薄毛治療に対するアプローチや得られる結果が異なっているのです。
皮膚科といえば、肌荒れや、蕁麻疹が出た時、ニキビがひどい時などにかかることが多いため、風邪を引いた時にかかる内科などと比べ、あまり馴染みがない人も多いでしょう。
今でこそAGAの治療はAGAの専門クリニックで行うことが多くなってきましたが、昔の薄毛対策としては皮膚科が主流でした。
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