プロペシアは、AGA治療の専門外来（クリニック）や病院の皮膚科・内科などで医師から処方されるAGA治療薬の名称です。アメリカの製薬会社「メルク社」が開発した医薬品で、日本でも厚生労働省の認可を受け、発売になりました。

AGAの原因の一つは、男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン」（DHT）ですが、ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロンが体内の酵素である「5αリダクターゼ」と結びつくことで生成されます。
プロペシアにはその5αリダクターゼの働きを抑える効果があります。

プロペシアに限らず、医薬品には副作用があります。

副作用が起こる確率は数％と低いですが、自分の体質等と合うか考えることが必要です。

すでにAGAの治療を進めている方の中には、プロペシアをネット経由の個人輸入で入手している方もいるようです。しかし、結論から言うと、個人輸入によるプロペシアの入手は、決しておすすめできません。

プロペシアが効く体質であるかどうかは、医師が直接頭皮を観察したり、場合によっては血液検査や遺伝子検査をしたりして初めて分かるもの。効かない体質であるにも関わらず、自己判断で個人輸入のプロペシアを飲み続けることは、費用と時間の浪費です。

近頃、首都圏及び、大阪、名古屋、京都に展開するＥＤ・ＡＧＡ治療をメインにしている男性専門クリニックにて厚労省未認可の【非正規品】のAGA治療薬をオリジナルと称してボトルに入れて処方しているとのこと。

プロペシアは継続した服用の上で、効果が見込めます。

プロペシアは１日１回１錠と用法が定められております。
効果が現れるまで数ヶ月程度の期間が必要ですので、継続的な服用を心がけましょう。

プロペシアは女性には効果が認められておりません。妊娠中あるいは妊娠している可能性のある方及び授乳中の方は絶対に服用しないでください。

妊娠中の方がプロペシアを服用すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがありますのでご注意ください。