ヘアサイクル(毛周期)の関係で髪を生やそうと思ったら早くても3カ月~12カ月という長いスパンで治療を行う必要があります。
しかしヘアタトゥーの場合、初回の施術が2~3時間ほどで、次回からは1時間ほどです。
薄毛の進行具合によって回数は前後しますが、2~5回もあれば施術が完了します。
薄毛対策をするならどっち?医療ヘアタトゥーと育毛剤を徹底比較!
薄毛で悩む男性は多いでしょうが、その対策法として育毛剤でケアする方法と医療ヘアタトゥーの施術を受けるという選択肢があります。
どちらにもそれぞれメリット・デメリットがありますので、それを把握して自分に合った薄毛対策を行っていきましょう。
Clonderd62 さん
薄毛対策といえば、育毛剤や内服薬をイメージする人が多いかもしれませんが、最近では「医療ヘアタトゥー」という施術も誕生しています。
日本ではまだまだ行っているクリニックは少ないものの、徐々にその注目度は高まってきているんです。
では、そんな医療ヘアタトゥーのメリット・デメリットについて見ていきましょう!
☆植毛や育毛などと比べると費用がかなり安いと思われます。だいたい50,000~800,000円前後です(範囲によって変動することもあるので、そこのところは医師に聞いてください)。
☆頭髪治療として認可されているので、医療ローンを活用できる。
ヘアタトゥーの大きなメリットは、やはり髪の毛が生えているように見えるという点です。
今までは毛根が消滅してしまった場合は育毛剤や医薬品による薄毛治療は効果がなく、自毛植毛や増毛、かつらなどしか解決策がありませんでした。
このヘアタトゥーが登場したことで、新たな選択肢に加えることができます。
というのが一般的ですが、ヘアタトゥーならバレるリスクが低いので、温泉でもプールでも安心して入ることができます。
また、即効性があり、確実に効果を実感することができるので、そういった公共の場でも人目を気にせずに済むでしょう。
しかし、こういったメリットがある半面、こんなデメリットも存在するんです。
ヘアタトゥーを除去する方法もありますが、レーザーを使ったり皮膚を切除することになるため頭皮へのダメージはかなり大きいです。
消す方法があるからと言って、安易な気持ちでヘアタトゥーを入れるのはおすすめできません。入れるよりも消すほうが大変なのだということを覚えておきましょう。
まだ髪がある部分が伸びてくると、ヘアタトゥー部分との差が出てくるため不自然になります。
定期的に髪を剃って、タトゥー部分との差を出来るだけ少なくしておくのが大切です。
普通のタトゥーと一緒で、一度入れるとなかなか消せないのが一番のデメリットと言えるでしょう。
また、ヘアタトゥーはあくまで薄毛をカモフラージュするものなので、薄毛を根本的に解決することはできません。
それを念頭に入れた上で、施術を受けるかどうか検討してみるといいでしょう。
AGA(エージーエー)の脱毛部にはDHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。
成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない、細く短い髪の毛が多くなると全体としてうす毛が目立つようになります。
育毛剤には、DHTが作られる原因である5αリダクターゼの働きを抑制する成分が配合されているのが多くあります。
育毛剤の効果が得られた場合に自分の髪の毛が生えてくるわけです。
雨にぬれても気になりません。プールや温泉に入っても何も怖いことはないのです。
育毛剤のいいところは、生活習慣を改善することが難しいときでも、局所的に栄養を補給できることです。
忙しくてまともに食事がとれない、ストレスが溜まってよく眠れない、など、そんなときこそ脱毛は起こってしまうものです。
そんな自分の努力だけではどうしようもない時でも、育毛剤で栄養を補うことができます。
医療ヘアタトゥーと違って、育毛剤は薄毛の原因に根本的な部分からアプローチして発毛を促してくれます。
医療ヘアタトゥーのように単なるカモフラージュではなく、自分の本当の髪の毛を生やしたいという人に向いています。
では、逆に、育毛剤にはどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。
デメリットというのは、なんといっても即効性がないところです。効果が現れるまでかなり長い時間を必要とします。
根気強く使い続けてこそ効果が期待できるのですが、そのことを分かっていてもそれができない、なかなか効果が現れないため、途中で諦めてしまう人も意外と多いです。
そして、長く使い続けるためには費用もそれなりにかかります。
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