中国美術を知ろう!中国美術まとめ

中国美術といっても、多種多様のものがあります。
調べてみると興味深い中国美術についてまとめました。

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中国美術の特徴

・多種多様な種類がある

中国では、長い歴史とともに様々な優れた美術が生まれてきました。
そしてその人気は常に高く、現在でも高価で取引されるものが多くなっています。
中国美術の特徴はとにかく様々な分野で美術が生まれ、その技術も非常に高いことにあります。

中国の美術の主なものには、青銅器や陶磁器、絵画や書道などがあります。
そしてそのどれもが非常に有名ですが、例えば兵馬俑のような像も中国の代表的な美術であると言えます。
中国は長い歴史とその国家の大きさから様々な美術を生み出し、全世界に影響を与えてきました。

・歴史が長い

中国美術の最も特徴的な事がらは,先史,古代,中世,近世という歴史的展開を,同一の民族が担い支えてきたという一貫性である。

・贋作も多い

中国美術品の中には贋作といわれるものも多くあります。コピー品とは少し違いますが、同じような技術のある作者が本物と寸分違わぬような出来で作られたものです。そういった物は全く価値が無いかといえばそうでもありませんが、本物には到底及びません。
そういった贋作の物が多いのも中国美術品の特徴です。

中国美術のジャンル

記録に残る中国最初の王朝が「殷」です。祭政一致の殷では、王が祭祀で使う甲骨文字が書かれた亀甲や獣骨、青銅器の祭器を作っていました。これが中国美術のはじまりだとされています。

中国美術の成り立ち

歴史の長さや多様性からも感じられる通り、中国美術の種類は多種多様です。

世界的に貴重な書画や陶芸はもちろんのこと、玩具や服飾などに高い価値がつくケースも少なくありません。

とはいえ、基本的なところでは、書画、絵画、陶芸品、工芸品が主流です。これらがさらに分類され、それぞれ特徴を有しています。

中国美術はおもに「翡翠」「硯」「中国掛軸」「中国陶磁器」「堆朱(ついしゅ)」「象牙」「青銅器」などがあり、知識が無ければ一見して中国美術骨董品なのか日本の骨董品なのか分からないかもしれません。

数多くある中国美術品には次のようなものがあります。

陶芸品の場合、土器、焙器(ストーンウエア)、陶器、磁器といった種類があります。さらに作られた時代や場所、着色の仕方といった制作過程、姿形によって分けられます。

ですから、同じように見える雰囲気の作品があっても、全く違うものということも結構あります。

代表的な陶器に、唐時代の唐三彩があります。

中国絵画のルーツは先史時代(日本では弥生時代)と言われているほどの歴史があり、彩色画、人物画・花鳥画が多いです。有名は画家ですと顧愷之、呉道子、現代作家では黄秋園の作品が人気となっています。

中国の絵画の特徴は、西洋絵画とは全く異質の感覚による輪郭線や色彩の濃淡などの中に、
森羅万象の精神性や思想、宮中の雅さなどを描き表わす手法にあります。
その独特な世界観が日本人を強く魅了してきたことは、
中国絵画が日本の絵画に多大な影響を及ぼしていることを見れば納得がいきます。

山水画も人気です。

書家が書いた作品を書画と呼び、歴史的価値も高いものの、偽物やレプリカも多い種類です。本物であれば数百万円という高値になる書画もあります。有名な作家は王義之で、表現力豊かな草書が特徴です。

絵画や書画は、掛軸や屏風として仕立てているものも多いです。

「硯(すずり)」は書道などで使われる、墨と水を擦るために使用する石の文房具です。日本の書道で使われる「硯」とは違い、中国の「硯」には愛好家も居るほどで、貴重な石が使われています。

・堆朱(ついしゅ)

彫漆 (素地に漆を塗り重ね、層を作り乾燥後文様を彫り表わした技法) の一つ。
中国では朱漆の層に文様を彫り表わしたものを「剔朱」または「剔紅」、黒漆の層のものを「剔黒」という。

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