FITによる調達価格(売電価格)が年々下落しているにも関わらず太陽光発電投資の利回りは下がることなく、平均10%という高い数値をキープしています。その理由には、太陽光パネルの技術発達による発電効率の向上と製品単価の値下がりが挙げられます。
太陽光発電投資の利回りってどのくらい?
「最近太陽光発電投資ってよく聞くけど実際のところ利回りってどれくらいなの?」こんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか?太陽光発電投資は高利回りが期待できる投資です。今回は利回りやメリット、リスクなどをご紹介します。
仮に、投資額は2000万円。FIT法が適応される20年間の売電総額が4000万円とシミュレーションされた低圧太陽光発電システムの場合。
表面利回りは、10.0%になります。
半額の買い取り単価になった今でも実は投資利回りはほとんど落ちていないことをご存知でしょうか?
1-2で詳しく説明しますが40円でも10%。18円でもやはり利回りは10%前後です。
空室のないマンション=太陽光発電投資は今でも高利回りのままだったのです。
一般的に利回りとは1年間当たりの利回りのことを指しますすので、上記のファンドであれば5.83%となります。
また、長期利回りと表現する場合は表記されている最長期間の利回り(ここでは10年)を指すので、9.68%となります。
2017年4月に行われた不動産投資家調査によると、ワンルームマンションで都内でも人気の港区、品川区、目黒区、大田区の4区で構成される城南エリアの期待利回りは4.5%、取引利回りは4.3%です。墨田区や江東区など、東京大手町まで15分以内(鉄道沿線)の城東地区は、4.8%、取引利回りは4.5%です。
株式投資に取り組む際に絶対に知っておきたい期待利回りに関しては年間ベースで5%~6%の利回りと言われております。
つまり、仮にあなたが50万円の資金で株式投資に取り組んだ場合、期待利回りが5%~6%である以上、年間で2.5万円~3万円の利益の発生が期待できます。
2017年7月3日時点のJリート全58銘柄の平均利回りは4%。時価総額を加味しない単純平均では4.5%ほどになっている。
出典 Jリート(不動産投資信託)の平均利回りが4%超に上昇して、4年ぶりの買い場が到来! 住宅、ホテル、オフィスのタイプ別に、おすすめJリート3銘柄を紹介|投資信託おすすめ比較[2018]|ザイ・オンライン
太陽光発電電力の買取価格はどんどん下がっていますが、再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)によって売電価格は20年間変わらず、ローコストで利益を生み出せる手堅い投資です。平均して10%前後の表面利回りが見込めるといわれています。
太陽はすべての設備に平等に降り注ぐうえ、固定価格で買取が保障されているので、日当たりを遮られない限り設備が隣接していても競合リスクは皆無。施設が隣接していてもリスクがないのは、太陽光発電だからこその利点です。
太陽光発電は節税制度が利用できる場合があります。
平成31年3月31日までは「中小企業等経営強化法」を利用して「償却資産税が取得から三年間2分の1に軽減」される特例が適用されます。
一番のポイントは、国が20年という歳月、固定価格で買い取りを約束していることでしょう。これなら銀行や金融機関から多額の融資を受けていたとしても返済のメドは立つというわけなんです。
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