「記号を書いた人、気づいた人がいつからいたのかというデータはないですね。ただ2002年ごろインターネットの普及で玄関マーキングの存在が人々に認知されるようにはなりました」
何でも明らかになってしまう時代に、確固たるエビデンス(証拠、証言)がないという不思議。それでも確実に存在している『玄関マーキング』という不気味。
個人情報バレバレ?玄関マーキングを見つけたらすぐに消せ!
玄関マーキング、というのを知っていますか?
最近SNSで話題になったり雑誌で取り上げられました。
「まだ知らないよ」という人は、玄関マーキングについて解説するのでぜひ参考にしてください。
Forsted46 さん
「うちでは実態がつかめていない。まったく情報がない状況なんです」そう説明するのは日本訪問販売協会の担当者。
綜合警備保障大手のALSOKは、「もともと訪問販売業者や、新聞配達員などが自分だけにわかる目印として書いていたんだと思いますね」と推測。
まだネットが今より普及していなかった頃に新聞配達は訪問売買業者が書いていったものが玄関マーキングだと言われています。
しかし、現代では怪しい訪問売買や空き巣などの犯罪に利用されていると言われています。
「今、マーキングがあるとすれば、犯罪集団かもしれないですね」と推理する。前出・佐伯さんの見方も似る。
「空き巣狙いや押し売り訪問販売員の世界にも、ある程度の仲間はいると思われます。お互いさまということで、情報の共有だろうと推測されますね」
マーキングは、そこに暮らす人や家族の年齢層、性別、職業、特徴、在宅時間、行動パターンなどを示す暗号とされ、業者間で情報共有されているものもあれば、付いていること自体に意味があるものもあるそうです。
≪シール≫
【数による暗号】⇒何個貼ったかで訪問またはチェックの回数を記録。
【色による暗号】⇒貼った色で何月に来たか、またはチェックしたか。
【黒いシール】⇒家族 / 男性 / 押しても出ない / 厳しい / 留守…など。
【白いシール】⇒独身 / 女性 / インターホンに出る / 話を聞く / 買う…など。
【黄色いシール】⇒もう少し / 他を使用 / きちがい / 赤ちゃんがいる…など。
【金色シール】⇒お金がある。
この表札の場合、右下に「11-18R W」と書かれています。
上の表で意味を調べると、「11時~18時まで留守の独身女性」ということになります。
一人暮らしの女性にとって、この情報が他人にバレるのは怖いですよね。
「表札やガスメーターなどの周辺にどんなシールが貼ってあるのか、どんな数字が書かれているのか、住人として敏感になって、変な数字やマークが書いてあったら、それは消すようにしましょう。新しく引っ越したところでも、以前の住人の個人情報が残っている場合があるので、マーキングはすべて消すのが原則です」
また、マーキングが書かれるということは、家の近くに不審者がいても目立ちにくいということです。特に玄関付近に潜みやすいスペースがある場合は、注意しないといけません。
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家の周りに防犯砂利や監視カメラを設置しておけば、玄関マーキング防止の他に空き巣などの被害も防止できるので一石二鳥です。
家の玄関にマーキングがかかれている人はぜひ設置することをおすすめします。
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