自由設計とは?注文住宅とどこが違う?

注文住宅、建売住宅、デザイン住宅など、住宅には様々な種類があります。その中で自由設計というものをご存知でしょうか?注文住宅と建売住宅のちょうど間くらいの住宅です。今回は自由設計とはどんなものか、どんなメリットデメリットがあるのかについて解説します。

FC2USER739100WAR さん

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自由設計とは

「自由設計」とは、その名のとおり家を自由に設計し形にするものです。ハウスメーカーが、お客様の要望に応え間取りなどを自由に決め形にしていくものです。「自由設計の家」は、家を建てる方の夢と希望が詰め込まれた、ある意味究極の「ドリームハウス」と言っていいではないでしょうか。

自由設計とは、工務店やハウスメーカーが販売する注文住宅などの商品名、もしくは広告表現です。
自由の名は付きますが、当然ながら法律などの制約はあります。明確な定義はなく、注文住宅のランクの一つとして、自由設計住宅などの名称を使用するメーカーもあります。

自由設計とは、自由に自分の家を設計できることを言います。ただ、完全に自由というわけではなく一部制約はあります。

まずは法律の問題。建ぺい率や日照のことなど、まずはこの法規制を守らなければいけません。

自由設計の家でも法律は適用されますから、最終的には法律をクリアできる設計にしなければなりません。

注文住宅との違い

自分で間取りなどを考えられるというと、注文住宅を思い浮かべる人がおおいとおもいます。注文住宅と自由設計の違いは何なのでしょうか?

・注文住宅

すでに所有している土地、または購入した土地に間取りプランや設備などをすべて自由に選択して建てる住宅。自由度は一番高いものの、検討期間が長期になりがちで、比較的高額になります。

建築条件付きの土地を購入し、建物はあとから建てる住宅です。建築条件とは、土地の売主が指定したハウスメーカーや工務店で家を建てるということ。多くは土地売買の契約をしてから3カ月以内に建物の間取りプランなどを決めて建築請負契約を締結することになります。期限内にプランが決まらなかった場合は、土地の契約は白紙撤回されます

自由設計は、ハウスメーカーが指定されている建築条件付きの土地で家を建てることになります。注文住宅は土地選びは自由です。

よくチラシで注文住宅、自由設計などと載っている。

なんでも自由に出来る注文住宅。
ある程度自由に出来る自由設計。

自由設計は、ちょっとだけプランを変更できる程度。
注文住宅ですら、自由設計と同じくちょっとだけプランを変更出来る程度のところも少なくはない。

自由設計とは、建売住宅と注文住宅の間のポジションであると言えます。自由設計の場合は間取りは変更可能なのですが、設備の仕様は建築会社指定になります。したがって、バスやキッチンなどの仕様は建築会社の判断に委ねられることになるので、自分で好きなタイプのキッチンやバスにすることができないということです。

家づくりの自由度だけで言えば、注文住宅の方が上となります。

自由設計のメリット

東京都内の3階建て住宅を1,000万円台(多くは1,500万円以内)で提供していることも顧客にとって大きなメリットです。

住宅会社にもよりますが、自由設計の家は比較的安価に立てることができます。建売よりも自由で注文住宅よりも安いといういいとこどりの住宅といえます。

自由設計のメリットは、建売住宅のように完成した状態の住宅を買うわけではないため、間取りをある程度自由に設計できるということです。

「ある程度」というのは、土地によって「建築基準」というものが設けられており、間取りがその基準をクリアできない建物は建てることができないのですが、家族の人数などに合わせて間取りを選べるということは、かなり大きなメリットといえます。

自由設計の家は、建売住宅に比べて自分で間取りをある程度決めることができるというのがメリットです。現在のライフスタイルに合わせて間取りを決められるのは非常に便利です。

自由設計のデメリット

自由に設計出来るということで自分が住みたいと思う設計が可能なのが魅力ではあるものの、知識がない素人なので設計上の問題に気付きにくいのが大きなデメリットだと言えるでしょう。

自由設計は素人が設計に携わることになります。設計上あまりよくない状態で仕上がってしまう可能性があります。

プラン、仕様等が自由設計を選択しても、いろいろな
規制があり、思ったほど自由にならない。

自由設計の家はある程度制約の中で建てます。そのため完璧に思い通りの家を建てたいと思うなら注文住宅を選んだ方がいいでしょう。

自由設計に対応しているハウスメーカー

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