鉄骨造の魅力としてまず挙げられるのが、そのシャープで軽やかなデザイン性でしょう。鉄筋コンクリート造のようにどっしりとした重厚なものではなく、また木造の和やかな雰囲気とも異なり、鉄骨造独特の印象を生み出してくれます。
鉄骨住宅のメリットやデメリットについて知ろう
家を建てる際に、まず決めることは「構造」です。構造には、木造・RC・鉄骨・軽量鉄骨など色々あり、住まいへの目的によって選ぶ必要がありますが、その前にどういった特徴があるのかを抑えておきましょう。今回は、そういった中でも鉄骨造についての基礎知識を紹介していきます。
車庫やリビングなど、木造では考えられないくらいの広い空間がとれます。
木造の高床式の場合、バランスの良い壁配置が求められますので、車がやっと入れるようなスペースしか とれませんが、重量鉄骨造では5間(9m)くらいまで柱を飛ばすことが出来、毎日の車庫入れも楽々です。
また、広いリビングはもちろん、大きな窓を付けても構造が弱くなる心配がなく安心です。
出典 hikaku
耐力壁のない間取りの自由度が高い構造であるということは、リフォームやリノベーションがしやすい建物であるとも言えます。壁で2つに仕切られていた部屋を1つの大きな部屋にしたり、クローズドキッチンの周囲の壁を取り除いてオープンキッチンとするような間取り変更もできる可能性が高くなります。将来的に家族の成長に合わせて間取りの変更を含めたリフォームやリノベーションを考えている方にはおすすめの構造です。
重量鉄骨でしっかりと構造計算されていますので安心です。
鉄骨構造は地震の時には 揺れてエネルギーを吸収しますので、必ず元に戻ります。
また、どんなことが あっても突然崩壊することがないので、あわてて飛び出す必要もありません。 あの中越大地震にも耐え、その後大きく受注を伸ばしたのも、太い柱と大きな梁で支える「安心感」 によるものだと思います。
出典 hikaku
確かに、鉄骨構造は火事に弱くはありません。しかし、火事は多くの場合、建物そのものが燃えるのではなく、家財が燃えて被害が拡大します。ですから、鉄骨構造のほうが木造構造より火事になりにくいということではありません。また、鉄骨は燃焼温度が540度以上で、強度を急激に失います。
たとえば、鉄骨構造はゆれに対して粘りづよく耐えます。また、素材が折れないため、完全に倒壊する危険は低いでしょう。同時に、鉄骨構造には木造構造がもつしなやかさはなく、全体の重量は重くなります。そのため、ゆれは木造よりも感じやすいでしょう。
これから鉄骨住宅を建てると考える人たちのなかには、木造住宅と比較すると、2次取得者が多いです。2次取得者とは、過去に家を建てた経験のある人のこと。年代では40〜50代が多い傾向にあります。
その動機としては「趣味を活かした家づくりがしたい!」「店舗として活用したい!」というものから「資産整理」「税金対策」までさまざまです。
鉄骨住宅を建てたいと考えている人の多くは「二世帯住宅を建てたい!」「店舗併用の住まいを作りたい!」「資産運用のための賃貸物件を建てたい!」といったように、明確な目的を持ってハウスメーカーに相談を持ちかける傾向が多いようです。また先述のとおり、年代も40〜50代が多いことから、ただ生活のためだけでなく、今後の増税や相続税なども踏まえてメーカーの門を叩く人も多いのだとか。
ヘーベルハウスでは重量鉄骨を使用することことで地震耐力が高いことや長期保障(ロングライフ住宅)、三階建て住宅、二世帯住宅など多彩な生活提案力なども発揮して顧客に受け入れられています。
ヘーベル板(軽量発泡コンクリート)を使った軟弱な外壁の問題点などはあるものの、いずれにせよ住宅構造としては最強と言われています。
高価格帯のハウスメーカーであり、へーベルハウスに住む人を「ヘーベリアン」と呼ばれています。
セキスイハイムブランドで鉄骨系プレハブ住宅分野を開拓したハウスメーカーです。
工場生産化率80%以上で高い製品精度と短い現場工期を特徴とし施工トラブルも少ないと好評。太陽光発電やオール電化住宅などエコ住宅を中心にシェアを維持しています。
鉄骨住宅の先進ハウスメーカーセキスイハイムの「家づくりヒント」はオススメです。
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