体外受精は子宮内で受精卵を作る自然妊娠と違い、卵子と精子を取り出して体外で受精をさせる治療法です。
妊治療は、自然妊娠を促すタイミング法や人工授精から始めるのが一般的な治療です。その結果が思わしくない場合や体外受精のみ妊娠できる可能性があると判断されたときに、体外受精をすすめられます。
出典 体外受精とは
各種検査は、下垂体―卵巣機能を調べる血中ホルモン(E2・P4・LH・FSH・プロラクチン)測定と一般血液検査、前周期の残存卵胞や嚢胞・嚢腫の存在を確認するエコーがあります。
出典 http://www.ivf-ibaraki.or.jp/20130302/1175.html
体外受精の流れ - 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院
排卵誘発ではホルモンバランスにより使用する排卵誘発剤(注射、内服薬、自然排卵抑制のための点鼻スプレーなど)とその使用期間を決め、注射の場合は月経3日目から8~10日間の連続投与を開始します。
注射5日目にエコーで卵胞の成長具合をチェックし、場合によってはホルモンの上昇を調べる採血を行い、8~10日目の診察で採卵時期を決定します。
卵子と精子の受精を確認したのち、受精卵をさらに培養液の中で育て分割を進行させて、採卵から2日目で4分割以上(受精卵の細胞が4個以上)、または 3日目で6分割以上(受精卵の細胞が6個以上)になったら子宮内に移植するのが基本的な流れです。
胚移植から、約1~2週間黄体補充のあと、採血を行い血中β-hCGを測定することにより妊娠判定をします。妊娠反応が陽性の場合は、妊娠8~9週まで薬を継続します。
不妊症に悩むカップルを支援するNPO団体Fineが2013年に行ったアンケートでは、1,993人中1,099人(55.1%)が、100万円以上の治療費がかかったと答えています。
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