パーキンソン病は、脳の神経伝達物質であるドパミンが減ることで発症します。ドパミンは、体をスムーズに動かすために脳の指令を筋肉に伝える物質で、脳の中の黒質というところで作られます。ドパミンの量は、老化や酸化ストレスなどによって、黒質の神経細胞がこわれることで減ってしまいます。もちろん、脳の神経細胞は加齢とともに自然に減っていきますが、パーキンソン病になるとより早く減っていきます。
振戦、動作緩慢、筋強剛、姿勢の不安定性
表情が乏しくなる、しゃべりにくさ(構音障害)、飲み込みにくさ(嚥下障害)、よだれが出やすい(流涎)
歩行時の腕振りの低下、歩行時の足の引きずり、加速歩行、椅子から立ち上がりにくい、寝返りがしにくい
字が小さくなる(小字症)、料理・食事・入浴などの動作に時間がかかる、眼瞼けいれん(まぶたがあけにくい)、手や足の指の変形、姿勢異常(側彎症、前屈み姿勢)
体の動きと関連しない症状を非運動症状と呼び、自律神経症状、感覚障害、精神症状、睡眠障害など、さまざまな症状があります。自律神経症状には、便秘や、立ち上がる時に血圧が低くなることで立ちくらみや失神を起こす起立性低血圧がみられます。
「することが楽しくなる」ような、当院独自のリハビリメニューを提供することで、 緩徐に進行する神経難病の進行を抑制することを目標にしています。
出典 徳島病院
パーキンソン病のリハビリ専門コースを設けている病院の1例です。各医院により、どのような内容の治療になるか・治療を受けられるのかは変わってきます。
みどり野リハビリテーション病院|みどり野リハビリテーション病院 ...
病院でリハビリを受けるメリットはもちろん、医師が近くにいることです。作業療法士もしっかり指導してくれるでしょう。しかし、常に診てもらえるような手厚さがあるか…という点では心配でもあります。
民間のリハビリ施設でのトレーニングは、ほぼマンツーマンで症状に合わせての指導をしてくれます。トレーニング自体は週に1回から、約1時間ほど続けるだけで効果が期待。
自由度の高さと手厚さが魅力なのが民間施設です。
理学療法士が考案した「無理なく」取り組めるフィットネス。流行のトレーニングを軽快なミュージックで♪ さぁ、あなたもトライ!!
リハビリ専門の施設で運動習慣をつける。
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