「耳垢が湿っているだけで「ワキガ!」と思う方もいますが、ただ湿っているだけでは問題なし。溶けたキャラメルのように茶色くドロっとしたものだと要注意」
切らずに治せる!ワキガ治療
ワキガは自分だけではなく周囲にも不快な思いをさせるので気にする人も多いでしょう。
ワキガ治療と聞くと、どうしても外科手術をイメージする人もいますが、実は切らないワキガ治療もあるんです。
今回は切らないワキガ治療についてまとめてみました。
「アポクリン腺は粘着性があって、それだけでは蒸発することができません。サラサラしたエクリン腺と一緒になることで、臭いが強くなります。このエクリン腺の数は体質によって異なり、エクリン腺が多いと汗の量も増えます。ストレスが原因で汗をかいてしまう"精神性発汗"の方がワキガだと誤解されることが多いので注意してください!」
ワキガは個性という人もいますが、やはり当事者としては臭いたくないですよね。
ただ、厄介なことにワキガは自分では気づきにくいものがあります。
そのため、自分で気をつけるしかないのです。
ニオイへの意識の高い方に覚えておいていただきたいことがあります。それは、自分のニオイは自分ではわかりにくいということです。つまり、デオドラント剤を使って安心していても、周りの人にはまだニオっていた、なんてこともあり得るのです。そうならないためにも、日頃から、対策だけではなく、客観的なニオイチェックも行うようにしましょう。
特に日本人はワキガのニオイを嫌うことが多い傾向にありますが、その理由としては、清潔志向の強い日本人の間では「ニオイ=不潔」のイメージが一般的であるうえに、ワキガ体質の人が少数派であることも考えられるでしょう。
一方、アポクリン腺の方は、人間の場合、体のごく限られた部分にだけあります。そのほとんどは腋の下にあります。残りはごく少量ですが、乳輪、へその周囲、外耳道、外陰部、肛門周囲などに存在することもあります。エクリン腺は体温調節のために必要なものですから、すべての人のほぼ全身に存在しますが、アポクリン腺の数は腋の下に限っても、人種によって、また同じ人種でも個人によってその量に大変差があります。
レーザーや超音波などを利用した医療機器を使って、ワキガの治療を行なう方法です。この方法は、皮膚の切開をする必要がなく、傷跡を気にする心配がなくなります。また、ダウンタイムも少なくて済み、皮膚を切開する治療法に比べて再発リスクは高まりますが、日常生活への影響が小さいことも特徴です。
主な治療法
ペアドライ
ウルセラドライ
ミラドライ
レーザー治療
ペアドライは超音波を使用したウルセラドライと高周波を使用したビューホットの2つを合わせた施術であり、現在施術を行っているのはこのクリニックのみです。
これらの治療方法は、独立した治療方法としても効果の高さが確認されていましたが、2つを併用して照射範囲の住み分けをすることで、深層部への照射漏れをなくすことができ、また火傷リスクを低減させる効果が得られます。それぞれの治療方法のデメリットを解消し、効果を最大限得られる治療方法となります。治療時間も40分程度と非常に短時間です。
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