塗装は外観を美しくするだけでなく建物を保護する
という大切な役割があります。

防水塗装は、建物の外観を美しくするだけではありません。
塗装は、外壁や屋根の傷みの原因となる『防水効果』を蘇らせ、腐ったり、
あせたりといった家の老化を未然に防ぐはたらきがあるのです。

外壁材にはあらかじめ塗料が施されており、その種類も多く存在します。ただ、どんな塗料にも耐用年数があるので、いずれは保護する効果を失うものです。保護されていない状態になると、今度は外にさらされた外壁材が影響を直接受けてしまします。

アクリル系塗料 4～7年
・耐久度はあまり良くないですがコストパフォーマンスが高い
・他塗料と比較すると、汚れやすく耐久性に劣る
・最近ではほとんど使用されていない

ウレタン系塗料 6～10年
・耐久度は安定している
・コストパフォーマンスが高い
・汚れや色褪せに強く耐久性や施工性などバランスがよい
・最近はシリコン人気が強いため、使われる頻度は低い

家は新築から約5年経ったタイミングで塗装を行うことをおすすめしますが、その理由は、新築時に外壁に使われている塗料のグレードが影響しています。

新築工事でアクリル塗料が使われる理由には、家を新しく建てる際に非常にお金がかかるため、塗装費用を安くして総費用を抑えるという狙いもあるかもしれませんが、何よりも、新築して間もなく動きが激しい家の塗膜を守ることが一番の目的です。

海辺の近くお住まいや別荘、海岸通に面した住宅、誰しも一度は住んでみたいと思います。海の眺望、潮風と魅力的なことも多い一方で塩害というデメリットもあります。

塩害を起こす塩分が飛来する距離は様々な説があり、最も遠いところでは海岸から7kmまで到達すると言われています。もちろん、地形や風向きによって大きく左右されますし、台風の時には10km以上飛来するとも言われています。

千葉県の多くの地区は海に近い場所に居を構えている方が多いと思います。 昔は遠浅の海で海路交通も盛んだったようですし。というのは江戸時代のお話でしょうか。 でも、県南部の主要都市は海岸沿いにあることは今も変わりません。

塩害の起きやすい沿岸部などでは、耐候性の高い外壁材を選ぶことで、長期間にわたって外壁の機能を維持することを期待できます。

メンテナンスフリーと謳われる外壁材もありますが、定期点検を受けて劣化が起こっていないか確認しましょう。

相場を超えて請求されるケースがあります。これは悪質な業者によるものが多く、追加工事が必要になったためと不要な工事を開始し、当初の見積もりの金額をはるかに超えた金額を請求されてしまうためです。

「材料が手に入らない」とか「職人の人数が確保できない」など、何らかの理由をつけて工事を中断し、スケジュール通りに進まないことがあります。

外壁塗装は「塗料品質」や「仕上がり品質」を一般の方が判断することが非常に難しく、それにつけ込んで手を抜く塗装業者が多く存在します。

訪問販売には注意！直ぐに契約するのではなく、必ず相見積を。

全ての訪問販売というわけではありませんが、一番トラブルが多く、料金が高く施工の品質も悪いと言われています。

トラブルが一番少なく、しっかりとした施工をするのは元請け(自社施工)の業者です。そのため、自社施工の業者を選ぶことをオススメします。

工事後に施工不良が起きた場合、無償で補修してもらえる保証が付くかどうかも必ず確認しておきましょう。