川崎市は、京浜工業地帯の中心として、わが国の産業経済の発展を支えてきた都市です。 市内には、鉄鋼や化学、電機、精密機械、エレクトロニクス、情報通信、食品、科学技術等の多種多様な工場・事業所が集積するとともに、 そうした生産活動を支えているエネルギー関連の先進的な事業所も存在しています。

人口と商工業施設が多く、「若者の街」と言われるほど若年者人口も多いため、財政状況が良く、地方公共団体の財政力を示す指標である「財政力指数」は、1.04（平成23年度）。全国平均を上回り、政令指定都市の中では最上位。東京のベッドタウンでありながら、単体でも大いなる魅力を持つ、それが川崎市なのです。

川崎駅までは、羽田空港や東京駅から電車で十数分。成田空港からも市内の武蔵小杉駅まで電車で直接接続しており、国内外へのアクセスが大変良好です。高速道路も整備されており、あらゆる主要都市から容易にアクセスできます。

川崎市は、神奈川県内では、横浜市・相模原市に並ぶ政令指定都市の1つで、面積は一番小さいながら人口集積度はもっとも多い街です。その要因として挙げられるのが婚姻率、出生率の高さです。平成25年度版の比較統計年表では、川崎市の婚姻率は2位、出生率は1位を獲得。併せて、住民の平均年齢が全国の中で1番若いという結果も出ていますので、若く活気のある街であることが分かります。

「川崎市は東京都と横浜市の間にあり、交通の便が良く、通勤も楽で、とてもいい地域です。
中でも中心の川崎駅は、大型の商業施設がたくさんあり、買い物やレジャーで楽しむことができます。

JR路線は京浜東北線、南武線、東海道線の3線、あとは京浜急行線も通っているので、どこへ行くにもアクセスが非常に良いです。でも日常の楽しみは、この駅周辺で十分ともいえます」

川崎駅は、商業施設や飲食店、交通アクセスも充実している街です。駅西側には大型ショッピング施設のラゾーナ川崎があり、食品や日用雑貨、衣類などほとんどのものを買い揃えることができます。

また、幅広いジャンルの飲食店があるので、外食中心の人におすすめです。カラオケや映画館などの娯楽施設も充実しているので遊ぶ場所に困りません。

最近では、川崎駅周辺は再開発が進みましたが、少し前まで、組の抗争が頻発していました。さらに、現在も、川崎駅前には、再開発されずに残った路地があるといいます。

結論としては川崎は治安が悪い一部の地域はあっても、全体として見たときには他の地域と大差はないと言えるでしょう。治安を気にする場合は川崎区の川崎駅周辺に住むのは避けた方がいいかもしれないですね。

大師線沿線にマンションが多く建ち並び、今も建設ラッシュが続いています。
JR南武線と同様に大師線沿線は今伸びている地域です。
新しい人たちが多く移り住んでいますので街の雰囲気も昔のままって訳じゃなく、自然と住みやすい地域に変わっていきます。

宮前区は、東急田園都市線の沿線・各駅を中心に郊外住宅地として発展してため、同区内に地域生活に必要な商業やサービス業などが不足気味だ。商業的な消費活動は、東京（二子多摩川）や横浜（青葉区）に依存している。宮前平・鷺沼駅周辺を中心に身近な買い物ができる地域の生活拠点づくりを進める必要があるとして開発が進められている。

川崎市の内陸部、多摩丘陵に位置し横浜市青葉区などと境を接する宮前区。都心に近いこともあり、鉄道や高速道路の発達に伴いベッドタウンとして発展してきました。坂の多い街として知られ、また都市部でありながら温泉や多くの神社・仏閣があり、また緑も多く風情ある街並みが広がります。

宮前区は川崎市の西北部に位置し、市内で2番目に人口が多い行政区です。ほぼ全域が多摩丘陵上にあり、起状に富んだ地形であることが特徴です。東京都心へのアクセスが良好でベッドタウンとして機能しており、バスで港北ニュータウンや武蔵小杉方面へのアクセスも可能なため、都心への通勤・通学者が多く住んでいます。 区内には東京急行電鉄・田園都市線やJR武蔵野線が走っていてとても便利です。