どの脱毛サロンやクリニックに通っても、「脱毛できない箇所」があるのも知っておきましょう。
一般的に、甲状腺付近や瞼、性器や乳首などの粘膜、鼻毛脱毛はできません。
これらの部位には脱毛の光自体の照射を行うことができないのです。

脇
脱毛をしよう、という女性のほぼ全員がするといっても間違いないのが脇脱毛。
脇は普段の生活のなかでも、もっとも目立ちやすく「キレイにしたい箇所NO1」。
脇のムダ毛の自己処理に悩む女性は多く、脇脱毛の需要が減少することはありません。
脱毛の登竜門といってもいいくらい、初めての脱毛は脇脱毛から、という女性が多いです。

VIOライン（アンダーヘア）
実は、アンダーヘアの脱毛は人気急上昇中で、デリケートゾーンのお手入れは今では当たり前と考える女性も増えています。
ちなみに、VIOラインとは、「Vライン」（前から見て小さい形の下着からはみ出すビキニライン）、「Iライン」（陰部から肛門までのライン）、「Oライン」（肛門周辺）を指します。

膝下・肘下
膝下も肘下も、洋服を着ていても露出することが多い部位なのでこちらも脱毛箇所としては人気が高いです。
特に、膝下のムダ毛は太くて目立ちやすいという特徴もあるため、脱毛を希望する女性が多いのです。
うっかりムダ毛処理を忘れてストッキングを履いてびっくり！
なんて経験はありませんか？
男性の目も向きやすい手足は、しっかり脱毛しておきましょう。

脱毛予定箇所のシェービングを行っておく
これは長く伸びた毛を脱毛すると、火傷や痛みを引き起こす可能性があるためで、事前にムダ毛をごく短い状態に整えておくことで、適切な脱毛効果を得ることができます。
シェービングのタイミングですが、前日までに行っておくのがベターです。当日のシェービングは、ムダ毛が短くなりすぎたり、肌が処理ダメージを受けたりする危険性があるので、できれば避けるのが無難です。

日焼け対策を行う
日焼けは脱毛の大敵です。日に焼けてメラニン色素の量が増えた肌は、光脱毛の効果が出にくいだけでなく、炎症や赤み、色素沈着などの肌トラブルが起きやすくなります。
脱毛施術を受けている期間は季節を問わず日焼け対策を行い、施術日近くは特に紫外線対策に力を入れましょう。

予防接種や抗生物質の入った軟膏の使用期間を調整する
予防接種によって体調不良を起こす方が少なくないことから、サロンによっては、施術日前後10日以内に予防接種の予定がある方の施術をNGとしています。
また、抗生物質軟膏なども、使用後に肌が敏感になったりアレルギー反応が出やすくなるため、施術日前後２週間程度は使用を控えた方が無難です。

お手入れした当日はぬるめのシャワーのみで済ませ、湯船には浸からないようにしてください。身体を洗う際は手のひらでやさしく洗うようにしましょう。ボディタオルで肌を強くこするのは、肌トラブルを起こす原因になるので注意が必要です。お風呂上がりもタオルでごしごし拭くのではなく、そっと押し当てて水気を取りましょう。

保湿を心掛けましょう
レーザー照射後は肌が乾燥しやすくなるため保湿を心掛けましょう。
乾燥により肌がかたくなると、毛が抜け落ちにくくなり埋もれ毛の原因にもなります。

毛抜きによる自己処理
毛抜きは、肌を痛める原因となるので控えましょう。
毛を抜くタイプの脱毛器、脱色、除毛クリーム、ワックスなどの使用も避けましょう。

全身脱毛の場合、脱毛サロンで6回15万円、脱毛クリニックで6回40万円ほどが平均額
気構えることなく、気軽に通うことができるのが脱毛サロン。脱毛サロンは脱毛にかかる費用の総額も安く、また痛みも少ない為に、ストレスを感じることなく通えるメリットがあります。肌の保湿ケアにも力を入れているため、脱毛サロンの脱毛には美肌効果も期待できます。

ただし、効果は緩やかなため、繰り返し脱毛を行い徐々にムダ毛を減らしていくことになります。
医療脱毛は通常の脱毛サロンでは使うことができない出力レベルを持つ脱毛機器を設置し脱毛を行うため、非常に高い効果が期待できます。

脱毛施術を受けた人のなかには、1年で完了したという声もあれば、3年以上も通っていて現在も続いているという声もあります。脱毛にかかる期間というのは、その脱毛箇所の範囲にもよりますし、施術を行うサロンにも違いがあります。

しかし、平均的に見ていくと、およそ「1年間で6回程度の施術」を受ける人が多いです。脱毛サロンに1回行っただけで肌がツルツルになることもありますが、これは自己処理と同じことであり、1カ月もすればすぐにムダ毛が生えてきてしまいます。