長年過食嘔吐で悩んだ方のブログまとめ

普通に食べることができない摂食障害の一つに、過食嘔吐があります。些細なきっかけから食べては吐くことを繰り返す過食嘔吐について、その特徴や影響、治療法や改善までの道のりなどをまとめてみました。

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過食嘔吐とはどういった病気なのか

過食嘔吐は、食べることをコントロールできなくなり頻繁に過食をした果てに嘔吐をする行動です。

またこんなにも過食嘔吐に取り憑かれるとは、思ってもいませんでした。戻っても週一くらいに抑えられると思っていた。毎日となると、正直辛い。

摂食障害のうち神経性過食症と呼ばれる症状で、本人は病気と思っていないことがほとんど。
やけ食いをはるかに超えた過食後の嘔吐を繰り返している場合、たとえ週に一度のことでも専門的な医療機関を受診したほうがよいといわれています。

過食嘔吐になってしまうキッカケ

はじめのうちは、お腹が空くのがつらかったけれど、どんどん減っていく体重を見ると、空腹も忘れてしまうほどうれしかった。この快感が、のちの過食嘔吐につながったのだと思います。

過食嘔吐をして徐々に痩せていく私に母が優しい目を向けてくれている気がして、もっともっと体重を減らせば褒めてくれる気がしたからです。ガリガリになれば私という存在を認めてくれるんじゃないか、愛してくれるんじゃないかと思いました。

過食嘔吐になってしまうキッカケは、人それぞれに異なります。
概ね共通しているのは、自分の価値を周囲に認めてもらえず、自分を責めるようになった経験があること。
ダイエットが成功したことをキッカケに、太ってはいけないというプレッシャーから過食嘔吐になってしまうこともあります。

過食嘔吐の治療方法

入院当初の体重は38kgほど。(ちなみに身長は168cmです)

始めは食後一時間はベッドから動くことも出来ず、嘔吐を強制的に禁止されるところからスタート。

過食嘔吐する人は、過食するとき以外は絶食していることも珍しくありません。
そのため過食をやめる指導をするよりは、食事の規則性やコントロール感を取り戻せるようにすることが大切です。
治療法としては、毎日の生活リズムを相談して決めたうえで薬物療法や心理療法があります。
生活リズムを改善できない場合は入院に至るケースもありますが、基本的には外来での治療がほとんどです。

食嘔吐を繰り返しすることで起きる影響

いわれた病名は骨粗しょう症でした そこの先生は私が摂食障害であることを知っているので食べてください、、なんていっても無理かな?なんてやさしくいってくださって 本当にありがたい

出典 影響

■骨粗しょう症

過食嘔吐の影響が出やすいのが、骨粗しょう症です。
骨が弱くなってくると、ちょっとした圧迫や転倒でも骨折してしまうようなことになりかねません。

骨粗しょう症と同様に、歯の組織が弱くなって抜け落ちてしまうこともあります。
歯が欠けやすくなったり、嘔吐したときの胃酸の影響で歯が溶けてくるのも事実です。
20代で、総入れ歯になってしまう人もいるくらいです。
虫歯になりやすく、歯が黄ばんでくる傾向もあります。

■低身長・激やせ

14歳未満で過食嘔吐になると、低身長になる恐れがあります。
また、それ以上の年齢でも、異常なほどに激やせして歩けなくなったり意識がもうろうとするほどになるケースもあります。

■うつ病・アルコール依存症

過食嘔吐が長期化して、うつ病になる人は珍しくありません。
ただでさえ、何らかのストレスをキッカケに始めた人が多い過食嘔吐。
過食嘔吐以外に依存できる対象を求めて、アルコールがやめられなくなるケースも見られます。
過食嘔吐以外の影響が出てくると、その治療の必要もしなければなりません。

過食嘔吐を改善するまでの道のり

治すと決めて、立ち上がろうとしても、何回も転ぶと思います。私も何回もありました。それでも、しつこく、めげずに立ち上がるしかありません。

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