太陽光発電は、「太陽電池」と呼ばれる装置を用いて、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式です。
意外と儲かる?太陽光発電投資の仕組み
最近注目を集めている太陽光発電投資。そもそも太陽光発電ってなに?という方も多いでしょう。ここでは基礎知識から安定した収入を得る方法までを紹介しておきます。
太陽光発電モジュール(あるいは「太陽電池モジュール」「太陽光パネル」「ソーラーパネル」ともいいます)でつくった電気(直流電力)を、パワーコンディショナー(PCS:Power Conditioning System)を通して家庭内で使える電気(交流電力)に変換し、その電気を使ったり、蓄えたり、売ったりします。
余った電気は自動で電気メーターを通して外の電線に流れて行くので、後日、余った電気の量によって計算された金額が電力会社から銀行に振り込まれます。
自治体の補助金が使えるかどうかや毎月の電気の使用量・発電量にもよりますが、売電収入で初期投資の元を取ろうとすれば約10年は運用する必要があるでしょう。
太陽光パネルは基本的にメンテナンスフリーとは言え、パワコンについては20年以内に交換が必要なると思います。より長く安心して使おうと思うと定期点検も必要でしょう。
太陽の光を利用するシステムですので、自然環境に左右されやすいというデメリットもあります。
太陽が出ていない夕方や夜間はもちろん、曇りの日や雨の日などその時の天候によって発電量が低下することから、安定した電力の供給が見込めないという懸念があります。
太陽光発電のメリットに利回りの高さがあります。
太陽光パネル設置会社のシュミレーションもかなり正確なものになっているので、収支の予測を立てることが容易になってきています。
固定価格買取制度(FIT法)
2012年7月に開始した、太陽光、風力、地熱、水力、バイオマスなど再生可能エネルギーを用いて発電された電気を、国が定める固定価格で一定の期間電気事業者に買取ることを義務づけるものです。
管理に手間がかからない
太陽光パネルは可動部分がほぼないことから、比較的耐久性が高く管理に手間がかかりません。定期点検や清掃は必要になりますが、メンテナンスについては業者に依頼することができるので、自分で管理する手間を省くことができます
コスト面を考えてみると、初期投資と多少のメンテナンスが必要です。しかし、設置が完了して運転を始めれば、発電に最も必要なものは太陽光のみというシンプルな発電システムです。
そのため、他の風力や水力などの発電システムに比べてトラブルなどが少なく、安定した発電供給が行えます。
太陽光発電を設置する際に気になるのが、天気です。
毎日晴れていれば、太陽光パネルもフル稼働で、売電金額も大幅に増えます。
しかし、日本には四季があり、雨、曇り、または雪の日もあります。
晴天時の発電量を100%とすると、大体ですが
曇 → 40%
雨 → 10%
の発電量になります。
太陽光パネルに反射した光による近隣トラブルのリスクもあります。
以前、太陽光発電で隣の家に光が差し込み、まぶしいというトラブルになり、裁判沙汰になった事案がありました。
土地付き太陽光発電に投資するなら施工実績の数を重視しましょう。実績イコール技術力というパターンは必ずしも言い切ることはできませんが、多くの数を設置している業者なら施工不良などの失敗リスクの低さや突然のトラブルへの対応などがスムーズだと考えられるからです。
自社施工の会社を選ぶ事は、太陽光発電の業者選びで一番重要なポイントです。
自社施工と外注施工では、販売体制が全く異なるため、工事に対する責任感に差が生まれるためです。
質問に丁寧に回答してくれる業者は施工業者から見てもいい業者かどうか判断する材料になるということです。他の仕事でもそうですが、丁寧に受け答えしてくれる方にお会いするとこの人なら信頼できると思います。
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