雨の日のお墓参りは良くないと聞いた事がありますが、本当でしょうか?
もし本当なら、それは何故?
雨の日ってお墓参りに行っちゃだめなの?その理由や注意点などを解説
一般的に、雨が降っている日はお墓参りに行かない方がいいといわれています。
なぜ雨の日はダメだといわれているのか、雨の日でもお墓参りに行けるのかそういうお話をしていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
Linda586 さん
「陰陽説」です。
これは、古くから日本にある、宇宙に存在する全ての物を陰と陽の二つに分ける考え方である「陰陽」が元になっています。
プラス的な要素がある陽は「ハレ」、マイナス的な要素がある陰を「ケガレ」としていました。
言い換えると、陽=晴れ、陰=汚れ(雨の日)とし、縁起が悪い日とされる雨の日には、お墓参りに行かないという説です。
陰陽説といった昔からの言い伝えで、雨の日にはお墓参りに行かない方がいいとされてきました。
他にも、足元が滑って危ないといった理由や、昔は土葬がほとんどだったので伝染病が移ってしまうといった理由があったのです。
雨の日にお墓参りに行かない方が良い理由をいくつか挙げてきましたが、実際はそれほど気にすることはありません。
いくつか注意点さえ覚えておけば、雨の日でもお墓参りに行くことができます。
雨の日の墓石は滑りやすくなっていますので、十分に注意して訪れるようにします。
特に雨が降っている間と、降った後は、墓石の周囲の枠組みなども石で作られているので、そのような場所も滑りやすくなっています。
お墓の掃除をするときも注意しないとならず、雨で濡れていると、いつも以上に滑ります。
墓石の周りは雨が降ると非常に滑りやすくなってしまいます。
万が一滑ってしまうと墓石や花立が壊れたり、怪我をすることもあるでしょう。
滑らないように十分注意する必要があります。
雨の日の墓参りでわかりやすい問題が、線香やロウソクの火です。
傘の中などで線香に火をつけることはできますが、すぐに雨で消えてしまいますよね。
ですが、線香やロウソクの火というのは消えても問題ないし、作法としては火をつけずに供えるだけでも良いとされています。
そのまま置くだけでも供養になるそうですよ。
一般的なお墓を室内に作ったものです。他の形式の納骨堂では、お線香やお供え物など制限される場合が多いですが、室内型墓所なら普通のお墓と同じようにお線香をあげたり水をまいたりできます。
室内なので、天候に左右されずに快適にお参りができます。
室内霊園ではお墓が建物の中にあります。
そのため雨や風、雪といった天候を気にせずいつでも好きなときにお墓参りができます。
お墓参りが室内であることで、天候が優れない日であっても、足元や雨具の用意などの心配をすることなく、気軽にお墓参りができるのは大きなメリットです。
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