車が故障してしまう原因もいくつも考えられます。たとえば走行中に突然車の調子が悪くなったのでディーラーや修理業者に見てもらったところ、修理不可能で廃車にするしかないと言われることもあるのです。

車同士や物にぶつかることで起こる事故、水没事故や災害に巻き込まれて車が使い物にならなくなったりもします。こういった事故で廃車になってしまうこともありますので、任意の自動車保険医加入しておけば少しでも負担を軽くできると思います。

「自動車検査証」「自賠責保険証明書」「リサイクル券」「実印」「印鑑証明書」「本人確認書類」「ナンバープレート」などの必要物を揃え、運輸支局（陸運局）で取得できる「永久抹消登録申請書」「手数料納付書」「自動車税・自動車取得税申告書」などに必要事項を記入して全て提出する必要があります

廃車手続きは複雑で手間と時間がかかりますが、手間をなくすためにディーラーや中古車店に手続き代行を依頼すると、1万円前後の代行手数料を取られることになります。

業者や諸条件によって異なりますが、おおよそ1万円～2万円程度です。そして、自走不可能な車の場合はレッカー車で廃車予定の車を運ぶ必要があり、運搬費用として5千円から1万円程度が加算されます。解体費用と運搬費用は業者によって値段がかなり違ってくるため、できるだけお得な業者を選んで頼みたいものです。

金額は車種によっても違いますが、相場は軽自動車は8千円、普通自動車が1万円、外国車が2万円ほどです。インターネットで具体的な料金を検索できるサービスもあるので、一度確認するとよいでしょう。

日本では中古車として買取できないような車でも輸出用として、買取りしてもらえることがあります。

ハイエースやランクルなど海外で人気の車種や、車の状態がいい場合は輸出用として買取りされることが多いです。この場合は、解体業者よりも中古車の買取り業者の方が高く売れる可能性が高いので、中古車屋に査定依頼を出しましょう。