加齢による女性ホルモン（エストロゲン）の乱れや血流の低下が主な“原因”となっています。
女性にとって「髪は命」。女性ですから、年齢とともに衰えを感じていくのは誰にとっても悲しいこと…でも現実には、女性はだんだん髪のハリやコシがなくなり、白髪や薄毛、抜け毛など、さまざまな形で「加齢変化」が目立ってきます。

食事のバランスもよく考え（脂ものは控えめにしてビタミン・ミネラルを積極的に摂取、そして良質なたんぱく質も十分に、など）、アルコールはほどほどにしましょう。髪は副交感神経が働き、成長ホルモンの分泌が盛んになる睡眠中に伸びるため、早寝早起きの規則正しい生活はとても大切です。

薄毛治療は男性向けのイメージですが、もちろんなかには女性向けのものもあります。代表的なもの治療薬として「パントガール」「フロジン液」「ミノキシジル」を覚えておくと良いでしょう。

特にパントガールは多くのクリニックで取り扱っていることが多く、飲む育毛剤として認知されています。ほかにもフロジン液は保険適用が認められている外用薬であり、ミノキシジルは現在女性に対して安全に発毛できる薬として重宝されています

HARG（ハーグ）療法は、薄毛を根本的に解決できる唯一の再生医療として注目されています。開発からわずか5年で全国180ヶ所以上の医療機関が導入している実績も信頼の証です。頭皮に有効成分を直接注入することで発毛機能をよみがえらせることができます。ほかの治療薬よりも発毛率が高いこと、副作用がないことなどがメリットで、京都のクリニックでも少しずつ取り扱っているところが増えてきています。

相場としては初診料は5,000円ぐらい、血液検査は大体10,000円弱となっています。ですので治療前にかかる費用は、15,000円程度を見ておけばいいでしょう。

次に治療費ですが、症状によって「内服・外用薬物治療」、「育毛メソセラピー」、「自毛植毛」などの治療法によって異なります。

薬物治療は月に8,000円から15,000円、育毛メソセラピーは1回あたり70,000円から90,000円、植毛は100グラフト（範囲）100,000円というのが相場になります。

女性の脱毛症は、HARG療法メドジェット式による毛母細胞成長因子（KGF）の導入やヘアーフィラーによる毛髪の成長を直接誘導するペプチド成分を頭皮に注射する方法などがあります。痛みも少なくなり、1,2ヶ月で増毛します。軽症の方には髪や爪を強くするサプリメントで育毛効果をあげ、おすすめしています。