ローンを組んで購入した不動産の支払が滞った場合などに、債権者である金融機関などの合意を得た上で、売却手続きすることを任意売却といいます。競売と比較すると債務者にメリットが大きく、いざという時の手立てとしては非常に有効です。

債権者たちとの交渉や各種手続きなどは非常に煩雑。任意売却を成立させるには、専門業者に依頼することになります。

通常、不動産売却には登記料や測量費用、仲介手数料など、売買価格の3～5％程度の諸経費がかかりますが、任意売却の場合は自宅を売却した代金から諸経費を支払うことが認められているので、お金の持ち出しが必要ありません。
さらに、債権者との交渉によっては、売却代金から最高30万円の引っ越し費用を融通してもらえる可能性もあります。

任意売却に限らず、住宅ローンを3ヶ月以上滞納した場合は、信用情報機関に登録される（俗にいうブラックリストに載る）恐れがあります。
そうなると、5～7年程度は審査が通らず、大きなローンは組めなくなります。

私ども「任意売却の窓口」が、各債権者へお客様から任意売却の依頼を受けたことを連絡し、債権者と販売価格やスケジュールなど個別に交渉していきます。

債権者や抵当権者から任意売却の許可が出ると、すぐに不動産の販売を開始します。
売りに出した不動産には、購入を検討している人が見学に来る場合もあるため、お客様は内覧に協力していただくことがあります。

・持ち主であるにも関わらず、販売価格を教えてくれない
・レインズという不動産情報バンクに登録されていない
・業務報告がない
・対象の不動産の売却がネットなどに全く宣伝されていない