ビタミンCががん細胞に効くメカニズムに関する論文1)が発表されて以来、再び注目され、米国の大学病院などで臨床試験が行われるようになりました。日本でもクリニック院長の澤登雅一が非常勤講師を勤める東海大学血液腫瘍内科で、基礎的・臨床的研究が行われており、ビタミンCの抗腫瘍効果が確認されております。
東京でがん治療に効果のある高濃度ビタミンC点滴受けられるクリニック
がん治療にはさまざまなものがあります。
今回は治療法のひとつである高濃度ビタミンC点滴についてまとめてみました。
ビタミンCが役割を果たすためには、血液中の濃度が重要です。目標とする400mg/dlは経口投与では到達することのできない濃度であり、ビタミンC療法が点滴で行われるのはそのためで、実際には、点滴終了直後に採血をして、血液中濃度を評価します。ビタミンCの血中濃度には、患者さんの全身状態やがんの拡がり、栄養状態、喫煙の有無などさまざまな要素が影響します。
抗がん剤や放射線療法は、腫瘍細胞のみならず、正常な細胞にまでダメージを与えてしまうというマイナス面があります。高濃度ビタミンC点滴療法は、この点においては、従来のがん治療とは異なり、ほとんど正常細胞にダメージを与えることはありません。
高濃度ビタミンC点滴を日本で初めて実施した「柳澤厚生医師」が会長を務める「点滴療法研究会」に所属し療法を学んだクリニック
※「点滴療法研究会」では50gのビタミンC点滴療法について料金「20,000円」が平均とされている
統合医療
がん治療の化学療法として使われる抗がん剤は、がん細胞を叩くと同時に、正常細胞も叩き自己免疫力を低下させてしまいます。一方、高濃度ビタミンC点滴療法においては、ビタミンCは抗がん剤としての作用があると同時に、自己免疫力を高めるという作用もあるため、これまでにない理想的ながん治療法と考えられます。
アベ・腫瘍内科・クリニックは、今存在しているがん細胞を無くせば良いとは考えません。がんそのものの根治を目指し、がんの元凶である「がん幹細胞」を標的に治療する必要があると考えています。
それには、体内の細胞がなぜ癌化したのかを知り、癌細胞の特性をつかむことが重要です。アベ・腫瘍内科・クリニックでは、画像診断やバイオマーカー検査に加え、遺伝子診断を行います。
出典 当院の治療方針
当院の患者様の90%は癌患者様です。すでにあらゆる癌について10000名ほどの受診者があります。
初診時にじっくりと話し合い、以下の標準医療・先端医療・補完医療の中から通院計画を決めます。
現状を随時把握しながら、治療法を軌道修正し、患者様の最終目標(癌の治癒等)に到達できるように全力でサポートいたします。
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