初めて無線機のレンタルサービスを利用される方には、業者を知る前に「どんな機種があるのか」を事前にリサーチしておくことが大切です。
例えば、免許なしでも使える無線機は、大きく「特定小電力トランシーバー(特小)」「デジタル簡易無線トランシーバー(デジ簡)」の2つに分けられます。この違い、ご存じですか?
これは簡単です。距離は
特小<登録局<IP無線
です。障害物に対しても同様です。特小は壁があるとかなり辛いです。フロア越しとかには超キビシイです。
値段はその逆です。簡単ですね。
レンタルの市場価格は特小×2=登録局×1.5=IP無線ぐらいでしょうか。
なお、地下や上空など携帯電話の電波が入らないところではIP無線は絶対つながりません。
目の前にいても無理です。振っても無理です。注意しましょう。
これは
特小<登録局<<<<<<<<IP無線
と言う感じです。
特小と登録局はチャンネル数が限られます。チャンネルが違っても、近いと影響受けたりするので、都心部などユーザーが多い場所ではけっこう不安定になります。
しかし、IP無線にはそんなことはありません。混信はまず無いと思って大丈夫です。
しかし、混信はしないのですが別の危険性が、、、
それはこの後。
こちらについても
特小<登録局<IP無線
なのですが、一つ危険性があって、IP無線はグループの設定を間違えると、同じグループには日本全国でつながってしまいます。
何百キロ離れてようが、通話は全部聞こえてしまいます。
レンタル業者がグループ設定をミスることはまずないと思いますが、端末をいじくり倒してグループが変わってしまうとヤバイことになります。
レンタル業者のサポート体制も、しっかり確認してから選ぶようにしましょう。
「使い方がわからない」「故障してしまった」といったトラブルが起こった場合、対応の質は業者によってかなり変わってきます。最近では、専門スタッフが現地でレクチャーしてくれるという親切な業者も出てきています。
「明日、急に必要になった」「追加で何台か手配してほしい」。そう思ったときに、業者の営業時間を見ると、すでにクローズしていた…という場合もあります。
早朝や夜間、土日でも対応してくれる業者だと便利ですし、もし何かあったときにも頼りになります。
また、保証制度も要チェック。紛失や破損をした場合、買取(1台数万円)となる業者もありますが、業者によっては破損保証サービスを用意しているところもありますので、要チェックです。
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