死亡保険と同じように、医療保険もさまざまな特徴を持った商品が提供されています。大きな分類として「掛け捨て型」と「貯蓄型」の2つのタイプがあります。
貯蓄型と掛け捨て型、どちらの医療保険がおすすめ?
医療保険には、貯蓄型と掛け捨て型という2つのタイプがあります。耳にしたことはあるけど詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?今回は医療保険の貯蓄型と掛け捨て型がどちらがオススメなのか、それぞれの特徴はどんなものか解説します。
保険には、満期保険金や解約返戻金のある貯蓄型保険と、満期金がなく解約返戻金もほぼない掛け捨て型保険があります。
貯蓄型は掛け金が戻ってくるというメリットがありますが、保険料の高さ・予定利率の低さ・中途解約リスクなどを考えるとあまり魅力的とは言えません。
安い保険料でしっかりと保障を備えられる掛け捨て型保険の人気が高いようです。
貯蓄型医療保険というのは保険料の一部が積立される医療保険で、積立がされる分掛け捨て型の保険に比べると保険料は高くなります。
貯蓄型医療保険とは、掛け捨てではない医療保険のこととします。
現在販売されている医療保険は、9割以上を掛け捨ての医療保険が占めており、貯蓄型医療保険は大変少なくなっており、当ページで紹介しているだけでも4商品のみとなっています。
「支払った保険料が戻ってくる」点が貯蓄型医療保険の最も大きな特徴であり、メリットでもあります。
ケガや病気になったときには給付金が支払われるだけでなく、さらに満期になったときや一定の年齢になった時、解約したときにもお金が返ってきます。
貯蓄の面で考えてみると、貯蓄型医療保険の戻り率は、銀行の金利よりも高い傾向にあります。
さらに保険料は自動で口座から支払われるため、強制的に貯蓄しやすいというメリットがあります。
貯蓄型医療保険へ支払った保険料は、生命保険料控除の対象となります。
つまり、ご自分が納めることになっている所得税の節税に活用することができます。
貯蓄型医療保険は、支払保険料が掛け捨て型と比較して割高なためその分、申告をすれば掛け捨て型よりも大きな節税効果が期待できます。
途中解約の場合、その時点では解約返戻金には利子はついていません。それどころか、経費として一定額が差し引かれているために、支払ってきた保険料よりも少ない額しか返ってこないのです。
銀行にお金を預ける場合、利率はつねに変動していますよね。一方保険の場合は、契約時の利率がそのまま固定されます。生命保険の契約というのは20年30年など長期にわたるものが多いです。
掛け捨て型保険は、積立型保険商品と同じく保険の内容によって様々な保障を受けられますが、支払った保険料が戻ってこない保険商品です。
掛け捨て型の医療保険は、それまでにかけた保険料は、たとえその間、病気や怪我なく過ごせたとしても戻ってきません。月々4.650円なので、20年間で、4650円×12ヶ月×20年で総額、1.116.000円です。
メリットは低い保険料でも満足度の高い納得の保障が受けられることです。
ライフスタイルに合わせて、補っておきたいサポート内容を選ぶことで保険料を抑えることができます。
余った資金をより効率的に運用することで、積立保険に加入するよりも貯蓄を増やすことも可能です。
。保障は掛け捨て型も貯蓄型も基本的には同じですが、家計に占める保険料の負担を少しでも減らしたい方に向いています。また、貯蓄を他の金融商品などで行っている方は掛け捨て型が向いているでしょう。
保障範囲に該当する事案が起こらずに保障期間が過ぎると、戻ってくるお金はありません。そのため、ただお金を消費しているように感じてしまうので、保障を買っているといった理解が必要です。
一般的に掛け捨て保険は期間が定められているので、
満期を迎える度に新しく保険に入り直す必要があります。
また掛け捨て保険では年齢が上がると保険料も高くなってしまいます。
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