太陽光発電投資って儲かるの?

太陽光発電は自然エネルギーの中でも注目度が高いものです。一般にも太陽光発電投資がよく行われています。しかし実際のところ本当に儲かるのでしょうか?今回は太陽光発電が本当に儲かるのかについて考えていきます。

FC2USER092489IYN さん

4 PV

低圧発電所と高圧発電所

太陽光発電にも、「低圧発電所」と「高圧発電所」の2種類があります。
まずはこの違いを理解しましょう。

低圧太陽光発電のメリット

・手軽に始められる。
・設備の総費用が抑えられる
・比較的狭い土地に建設できる
・キュービクル(変圧器)設置不要
・管轄消防署等へ保安規程の届出不要
・電気主任技術者(要国家資格)の選任不要
・第二種工事士よる作業可能

【高圧連系のメリット】

・1キロワットあたりのシステム単価が比較的安い
・発電量が多いため、売電収益が大きい

個人で投資する場合、ほとんどは低圧を選ぶことになると思います。
今回は低圧発電所に関して話を進めていきます。

イニシャルコスト

太陽光発電投資は初期投資費用が下がっています。太陽光発電投資と聞くと、莫大なイニシャルコスト(初期費用)を想像してしまいませんか?今では、初期費用は2011年から比べて、とても低くなっています。

49.5kWの発電所の場合

2012年 → 2,108万円(49.5×42.6万円)
2017年 → 1,485万円(49.5×30万円)

こちらのグラフは、売電の単価を決定している「調達価格算定委員会」による資料で、費用は全体の中央値になります。

【条件】
太陽光パネル jinko 95.4kW
場所 茨城県

こちらで設置した場合の合計施工価格は、1,500万円程(税込)になります。

太陽光発電の初期費用は大体1,500万円程度となります。

ランニングコスト

詳しい計算式は下図の通りですが、結果的に、年間のメンテナンス費用は約3,600円/kW/年となります。

これを10で割れば1年あたりのメンテナンス費用を算出でき、この場合は約3.5万円となりますね。この金額はパワーコンディショナーが故障するかどうかによって大きく左右されます。

サイトによってメンテナンス費用の額が異なっていましたが、おおよそ年間数万円を見越しておけば間違いなさそうです。

では発電した電気はいくらくらいで売れるのでしょうか?

2018年3月23日(金)、経済産業省(資源エネルギー庁)より2018年度(平成30年度)の再生可能エネルギー(太陽光発電含む)の買取価格が発表されました。

住宅用(10kW未満)は昨年発表通りの26円/kWh、事業用(10kW以上)は18円/kWhです。

現在1kwhあたりは18円で売ることができます。

結局いくらくらい儲かる?

初年度に2500万

20年分の賃料や経費500万(毎年払い)

の3000万を突っ込んで、4000万を取りに行く、くらいの感覚でしょうか。

経年劣化による発電量の低下分を差し引いたとしても、上記の例の場合、月に13,000円以上“得”するわけです。

つまり太陽光発電は損か?得か?儲かるか?儲からないか?と言われたら「得」な上に「儲かる」といえます。

まず、良質な太陽光であると言われるのが春と秋と言われています。
暑過ぎてもダメ!寒すぎてもダメ!一番太陽光発電で儲かるのは、“5月頃”といったところでしょうか。
そのような月で、我が家の売電額は、9000円~10000円程度。雨が多い月などは、6000円~8000円程度になることも。

ドンと大きな額が手に入るわけではありませんが、長期的にお得が続くといったイメージでしょうか。

初期費用の高額化に注意

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